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このブログは「The Elder Scrolls V Skyrim」のRP日記をのんびりと書き連ねるブログです。

スカイリムの踊り食い


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リコリスの旅77話【第三章】 姐御!

愛馬の名前決まりました。
オラージュ【Orage】フランス語で嵐と言う意味です。


朝早く宿を出て地図に記してもらった洞窟を目指す。
奥深くはないが狼やらの巣になっているらしい。
狼くらいで……とは思ったがスカイリムに来た当初は狼も怖かったなぁと初心を思い出し自分を戒める。

???「頭いてぇ……朝はっえぇなぁ。場所は近くだし、もうひと眠りしてから行くか。」

ブログ1117 姐御01



 
~クラグワロウ・スロープの洞窟~
リコリス「ちょっとしたお出かけになったな……もう昼か。」

ブログ1118 姐御02







確かに洞窟は短かったが、狼はすでに死んでおり、代わりに山賊が住み着いていた。
こちらを見るなり斬りかかって来たため応戦。難なく返り討ちにする。

ブログ1119 姐御03

リコリス「おっ、それっぽい宝箱発見。どれどれ……。」
宝箱の中には折れた剣やらのガラクタと……。
古びた盾。明らかに最近のものではない。

伝承を知るロッジに聞いた通りの見た目だ。

リコリス「うーっし、今回の依頼は余裕だったな。夜には帰れそうだぜ。」





しかし、運が悪い。

山賊「俺たちの住処で好き勝手して、無事に帰れるとでも思ったか?」

ブログ1120 姐御04

どうやら洞窟内に山賊の数が少なかったのは大多数が外に出ていたからのようだ。
そして、運悪くこうしてばったり出会ってしまったというわけだ。

リコリス(5人……ってところか。まぁなんとかなるか?)

ブログ1121 姐御05


一斉に襲い掛かってくる、二人三人の剣を交わし4人目に斬りかかる。
しかし、目の端で見えた5人目に心が凍りつく。こちらに弓矢を引き絞る山賊。
弓矢……囚われた時の恐怖を思い出す。治ったはずの肩が熱く感じる。

ブログ1122 姐御06

とっさに身を翻し、矢を避ける。
落ち着いて、剣を握りなおす。何度も相手してきたんだから、大丈夫と言い聞かせる。

山賊「おいおい、怯えてやがるぜ。てめぇら!一気に押し込め!」山賊の士気が上がる。

こちらも落ち着いて剣を構える。

向かってくる山賊の攻撃をかわし、胴を裂く。この剣は革の鎧程度ならあっさりと断ち切ることが出来る。

ブログ1123 姐御07


山賊「てめぇ!よくも仲間を!」

さらに激昂する山賊。弓を構えなおす山賊を視界に捕らえながら、こちらも手汗で滑る剣を握りなおす。

その時だった。

???「おらおらおおらおらおらおら~~~!俺も混ぜろっ!」

ブログ1124 姐御08


その荒々しい声に山賊も自分もぎょっとしてそちらのほうに気を取られる。
声の主は突っ込んできたそのままにあっけにとられる山賊の一人…弓を持った山賊を到着と同時にその鎚で吹き飛ばす。

ブログ1125 姐御09

山賊「ななななんだ!急に出てきやがった!」

???「急じゃねぇよ。走って来たに決まってんだろ!」そう言いながらも3人目を吹き飛ばす。

な、なんて馬鹿力だ……。ぶん殴られた山賊は崖下に落ちて行ったり、ピクリとも動かないものばかり。

あっけに取られている間にその乱入者は最後の一人もあっさりと唐竹割りに頭に鎚を振り下ろして絶命させる。
いくら奇襲とはいえ、あっという間に4人も仕留めてしまった。

ブログ1126 姐御10

???「なんでぇ、手ごたえのねぇやつらだぜ。」

リコリス「あ、ありがとう。助かったぜ。」こちらもハッと意識を戻し、礼を言う。

???「その身のこなしだったら、負けなかったろ?これは俺が勝手にやったことだぜ。」
しかし物足りねーなー、と山賊の死体を漁る女。

ブログ1127 姐御11

ノルドの女らしく頑強な体と恵まれた体躯をもっているようだ。
こちらと同じかそれとも隻眼か、片目を布の眼帯で覆っている。

リコリス「そ、それでも助かったよ。ありがとう。」
まだ手の震えは止まっていない。
背のストームブリンガーが少し蠢いたのを感じる。

???「なんだぁびびってんのか?俺といりゃこの後も負けるこったねーからよ!で、あんた名前は?」

リコリス「オレはリコリス。え?この後って?」

ブログ1128 姐御12

テルミン「俺はテルミン、テルミン・フローズンビーチだ。ものたりねぇって言ったろ?」そう言ってにやりと笑う。
悪戯っぽいわんぱく坊主のような笑顔。綺麗な顔ながら少年のようだ。

テルミン「リコリス……リコだな!ちょっと付き合えよ!」
さっき会ったばかりと言うのに馴れ馴れしい。しかしそれに不快感は覚えない。
この女のからっとした気風の良さのなせるわざか。

ブログ1129 姐御13

リコリス「って俺は今から帰ってロッジさんに届けものg……ま、まって待って!引っ張るなーーー!」

いいからいいからと笑いながら手を引くテルミン。





テルミン「おめー何歳だ?ちゃんと飯食ってるか?ちっせーなー。」
リコリス「あんたが……いやテルミンさんがでけーんだろ……。18になったところだ。」
あんたがと言った瞬間睨まれる。言い直すと笑顔だ。

テルミン「そうかそうか!俺は23歳だ。俺のほうが年上なんだから姉って思っていいんだぜ。」
そう言ってがはははと大声で笑う。
たぶん、呼び方なんて気にしないのだろうが、こういう性格らしい。

リコリス「そ、そんな姉だなんて誰かに言ったことねぇよ!」照れくさい。が、今までチビたち相手にする事はあっても自分がいつも年長か、ガキ大将だったせいで年上も自分の弟みたいだったなぁ、そう思い出す。なんだか新鮮な気分。

リコリス(この人は話しやすいな。)
カラッとした男っぽい性格が似てるせいか今はもう警戒も解け、話に花が咲く。

そんな話をワイワイやりながら、結局テルミンの先導に従うのでした。

ブログ1130 姐御14



~あとがき~
今回は前回に引き続き「The Way Of The Voice」のフカヒレさん作のテルミンの姐御に登場していただきました。
豪放磊落、自由奔放のテルミンの姐御にリコリスを引っ張って行って頂きます。
  1. [ edit ]
  2. RP日記
  3. / trackback:0
  4. / comment:2

でかっ

  1. [ 編集 ]
  2. 2014/08/26(火) 01:09:17 |
  3. URL |
  4. フカヒレ
まさかここでテル姉さんの活躍が読めるなんて!!
しかもすごいイイ感じの活躍までさせていただいて・・・
なんかもうホントありがとうございます!
何気にキャラ紹介の小ネタまで採用してもらえたのがうれしいっす!w

能天気な姉さんですが、今後もよろしくお願いいたしますー。
それにしても、並んで歩くシーンだと身体のでかさがやたら目立ちますな。
こんなにガテン系だったっけ姉さん・・・w

Re: でかっ

  1. [ 編集 ]
  2. 2014/08/26(火) 02:30:11 |
  3. URL |
  4. Lycoris
こちらこそ素敵なフォロワーさんに登場していただき感謝感激であります!
キャラクター設定はちゃんと見て作れているかと思いますが、不安なところはやっぱり多いので、
そういっていただけて嬉しいです!

頭一つ結構大きかった気がしますw
むしろ綺麗なガテン系イイッとおもいます!
こちらこそ今後もよろしくお願いしますー!(∩´∀`)∩ワーイ

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