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リコリスの旅67話【第三章】 傭兵の宿泊客
第二章も落ち着き、第三章で新居に移り住みました。
今までのフォロワーさんのクロスオーバーとは違い、一話のコラボシリーズをさせていただこうと思います。
ということで今回はこの方。
~ある日の一幕~
リコリス(ボハン遅いなぁ、今日は帰り早いって聞いてたのに……。)
夕食の用意も済ませ、お風呂も沸かしすることがなくなったので庭先で待つリコリス。
すると家に続く道を歩く影が見える。
リコリス「ん、ボハンの足音じゃないし、客かな。」
階段のほうに目を向ける。
リコリス(悪そうなやつ……でも敵意は感じない。あの感じボハンに似てるな……。)
こちらに気がつき、柵を挟んで対峙する。
ミック「ここのものか?」
その声は渋く耳に心地よく響く。
リコリス「あ、ああ。泊まりか?」
ミック「ああ、悪いが数日ちょっと泊まりたい。リバーウッドで依頼人と待ち合わせしているのだが、なるべく目立ちたくなくてな。」
リコリス「ああ、なるほどな。」それで合点がいく。リバーウッドの宿「スリーピングジャイアント」では女将のデルフィンがただならぬ眼光で客を見定め監視しているのだ。自分も買出しにいくたび、あの視線には辟易する。
リコリス「こっちが客室だ、地下に風呂もあるけど、これはオレともう一人同居人も使うから了承してくれな。」
色々と説明しながら中に入る。
・
・
・
・
・
ボハン「少し遅くなったな……。」
リバーウッドでただ買い物して帰るつもりが、道行く人に絡む酔っ払いを制圧してたら衛兵との後処理で遅くなってしまった。自宅のほうの扉をくぐる。リコリスの姿はない。
ひとまず鎧を着替えて宿のほうへと向かう。
そちらから良い匂いがする。リコリスの作るスープの匂いだろう。
宿への扉を開ける。
ボハン「リコ、客か?」
リコリス「あ!ボハン!遅いぞ、おかえり!」
宿に入るとリコリスが迎えてくれる。ぷんとスープの良い匂いが鼻を突く。
テーブルに座るのは客か。
ボハン「そちらは客人か……む。」
ミック「む。」
客のほうを見たボハンが何か気がつく。
ミックも入ってきたボハンを見て何か思い出したようだ。
ボハン「あんた、前に依頼で一緒になったミックか!久しぶりだな。」
懐かしい旧友に会ったかのように笑顔で近づく。
ミック「ボハン、だったか。まさかアンタがこんなところで夫婦で宿をしてるなんてな。」
リコリス「ち、ちがっ!夫婦とかそんなんじゃなくて!」
ボハン「まぁ色々あってな、ここへは何のようなんだ?リコ、今日は俺もこっちで食べよう。」
その言葉に従い夕食の用意をボハンの分も用意する。
・
・
・
・
ボハン「……とまぁ色々あってな。」
当たり障りなくことの経緯を簡単に話す。
ミック「なるほどな、まさかたまたま入った宿で昔なじみに会うとはな。」
ボハン「それでミックは何のようで来たんだ?」
ミック「俺はリフテンから馬車で来てるはずの依頼者に会いに来たんだが、どうやら来てないようでな。ひとまず数日待ってみようと思っていたところだ。」
ボハン「そういえば早馬がリバーウッドに来ていたな。リフテンとリバーウッドの間、イヴァルステッド近くで山賊の大規模討伐があるとかなんとかで衛兵隊が道を封鎖しているらしい。そのせいで遅れているのかもしれん。」
ミック「なんてこった、数日はリバーウッドで足止めだな。」
ボハン「その間泊まって行けば良い。」
ミック「しかし、宿代がな。その依頼主とさっさと合流するつもりだったから持ち合わせが少ない。」
ボハン「そうだな、じゃあこうしよう。リコ、お前ミックに弓矢の訓練してもらえ。」
リコリス「え?急になんだ?」
ボハン「ミックはかなりの腕前だぞ。片手剣から弓まで色々と使いこなしおる。」
ミック「俺としてもそれでいいなら、願ったり叶ったりだが……、いいのか?」
リコリス「ミ、ミックさんがよければ……明日から頼むっ。」
にやりと笑うボハン。
ボハン「こいつの弓の腕は絶望的だからな、苦労するぞ。」
リコリス「な、なんだとぅ!まだまだ練習中なんだよ!これからなんだよ!」
そういってボハンの頭を羽交い絞めにしようとする、そしてそれをいなすボハン。
そうして3人の食卓は笑い声で包まれ、夜は更けていくのだった……。
~そして次の日~
リコリス「じゃあよろしく頼むな!」
ミック(ふむ、構えは悪くないな。これなら苦労しなさそうだ。しかし……。)
リコリスの服を見て頭を抱える。
ミック「その服はどうにかならんのか……。」
リコリス「か、かっこいいだろ?き、気にしないでくれ、装備の着心地の試験なんだ。」
動きやすそうではあるか、と納得する。
ミック「まあ、ひとまず少し撃ってみてくれ、様子を見たい。」
リコリスは矢を番え、的に目を凝らし……。
・
・
・
・
~1時間後~
ミック「……すごいな、これだけ撃って一度も当たらんとは……。」
ただの村人Aでも百発百中とは言わずとも、10に5は当てられるほどの訓練にも関わらず、リコリスの矢は明後日の方向に飛んでいくばかりだった。
ミック「構えもいい、距離も遠くない、なのになぜ横に飛んだりするんだ……。」
リコリス「ははは……。」苦笑いしか出ない。
その後もミックの猛烈指導は続く。
・
・
・
リコリス「どうよ!今度こそあたったろ!……あれ、どこだ。」
ミック「……こっちだ。」
リコリス「……。」
・
・
・
~陽もずいぶん落ちてきた頃~
リコリス「おっと、そろそろ夕飯の用意しないと。ボハンが帰って来る。」
ミック「そうか、朝に比べると随分上手くなったな。……真横には飛ばなくなった。」
呆れたようにいうミックに対して、リコリスは照れ隠しに頭をかく。
盗賊A「へっへっへ、こんなところにいいカモの店があるじゃねぇか。」
今日は家に戻るか、といったところで後ろから声がかかる。
ミック「……客か?」
リコリス「いや、ありゃ数日前に流れてきたって噂の三人組の盗賊だろうな。ボハンと討伐に行く予定だったけど居場所が掴めなくてなぁ。」
盗賊B「大人しくしてな、おっと……女じゃねぇか今日は楽しめそうだなヒッヒッヒ。」
下卑た笑みを浮かべながら近寄ってくる。
リコリス「上ッ等!撃ち抜いてやるぜ!」
鋭く構えた矢を放つ。
向かってくる矢に狼狽を隠せない盗賊たち。
ぽすっ
リコリス「み、みてくれ!まっすぐ飛んだぞ!やった!やったぞ!」心底嬉しそうにミックに話す。
ミック「あ、ああ。そうだな……上達だ……。」
盗賊A「ふざけやがって!おいてめぇら!男は殺せ!女に傷つけるなよ!」
ミック「待て、死にたくなければ大人しくここから出て行け、二度とこの周辺に戻ってくるな。」
盗賊B「なんだと!?俺様たちのことしらねぇのか!泣く子も黙る盗賊団の『わらうトリオ』とは俺たちのことだ!」
口々に悪態をつく盗賊に溜息をつくミック。
ミック「……警告はしたぞ。」リコリスから瞬時に弓を取り、背の矢筒から一本矢を引き抜く。
その後の速度はまさに何百何千とこなしてきたからこそ出来る早さ。
盗賊C「ガハァッ!……まだ一言も台詞なかったのに……。」
盗賊は誰も防御も回避にも移れないまま撃ち抜かれ絶命する。
盗賊B「は、はえええ。ク、クソッ!ぶっころしてやる!」
激昂する残り二人の盗賊相手にミックの動きに迷いはなかった。
腰の剣を瞬時に抜き放つ。
・
・
・
その戦いは1分とかからず鮮やかに終わった。
残ったのは2つの動かぬ盗賊。
ミック「懸賞金で宿代もなんとかなりそうだな。」
リコリス「すっげぇな!」
ファルスカールでの戦いを経てもミックほどの熟練の戦いはなかなか見れるものではない。
その後、リバーウッドの衛兵に通報し、死体を引き取って貰う礼金をもらうミック。
その日の夕食はいつもよりお礼も込めて豪華にしあげるリコリスでした。
・
・
・
その後も数日間、ミックに弓の練習に付き合ってもらうも、的に当たる事は一度もなかったという。
・
・
・
ボハン「もう行くのか?」
山賊騒ぎから数日後の爽やかな朝。
リコリス「もう少しゆっくりしていけばいいのに。弓の練習は……色々教えてくれたのにすまねぇ……。」
ミック「いや、仕方ないさ。これ以上は先天的に弓に適正のあるエルフに教えてもらうといい。」静かに頭を振って答える。
リコリス「ああ、練習は続ける!あ、弁当は良いもの色々詰めておいたから食べてくれ!」
ボハン「俺もそこまで送ろう。」
ミック「いや、いい。ここ数日また山賊の一団がこの辺りに現れたらしいじゃないか。奥さんを守ってやれ。」
顔を真っ赤にして否定するリコリスと、平然と受け答えるボハン。
ボハン「そうか、気をつけてな。行く先に神々の加護がありますように。」
リコリス「また遊びにきてくれよー!怪我なくなー!」
その声を背に聞きながら、リバーウッドへの道を進むのでした。
~あとがき~
今回は一話コラボシリーズということで「ksk Skyrim」のミックさんに登場していただきました。
様々な武器の扱いに長じた歴戦の傭兵ということでそれを表現しようと……がんばったのですが……。
あまり活躍させれてないような気がしてしまいますが、ごめんなさいっ!
出演ありがとうございました!
※性能試験との装備はエイドリアンからの依頼です。今後一話限りで色んな装備を着たりするかもしれません。
それにあわせて新しくいただいたリンクの紹介!
「SkyPhantom [SKYRIM MOD]」
こちらから新規移転ということでこちらに移転された、ということでどさくさにリンクをいただきました(∩´∀`)∩ワーイ
とってもキュートなRainさんのキャラクターが様々な装備MODを紹介してくれます!
カワイイカワイイ!と目の保養になりつつ、装備も探せるベストなブログ様です!
新規移転により装備の探しやすさ、見易さも向上とのことでさらに見逃せません!
「ksk Skyrim」
今回、登場していただいたミックさんの登場するブログです!
渋い……渋い男性キャラから、カワイイキレイな女性キャラまで制作されています。
これまた渋いおじいさんキャラのアーヴィンさんのフォロワー化も期待して待っております(*'-')
ブログ上で公開されているSSも世界観に溢れるすばらしいSSの数々です。その雰囲気に酔いしれましょう。
皆様ありがとうございます!(∩´∀`)∩ワーイ
今までのフォロワーさんのクロスオーバーとは違い、一話のコラボシリーズをさせていただこうと思います。
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~ある日の一幕~
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・
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ボハン「少し遅くなったな……。」
リバーウッドでただ買い物して帰るつもりが、道行く人に絡む酔っ払いを制圧してたら衛兵との後処理で遅くなってしまった。自宅のほうの扉をくぐる。リコリスの姿はない。
ひとまず鎧を着替えて宿のほうへと向かう。
そちらから良い匂いがする。リコリスの作るスープの匂いだろう。
宿への扉を開ける。
ボハン「リコ、客か?」
リコリス「あ!ボハン!遅いぞ、おかえり!」
宿に入るとリコリスが迎えてくれる。ぷんとスープの良い匂いが鼻を突く。
テーブルに座るのは客か。
ボハン「そちらは客人か……む。」
ミック「む。」
客のほうを見たボハンが何か気がつく。
ミックも入ってきたボハンを見て何か思い出したようだ。
ボハン「あんた、前に依頼で一緒になったミックか!久しぶりだな。」
懐かしい旧友に会ったかのように笑顔で近づく。
ミック「ボハン、だったか。まさかアンタがこんなところで夫婦で宿をしてるなんてな。」
リコリス「ち、ちがっ!夫婦とかそんなんじゃなくて!」
ボハン「まぁ色々あってな、ここへは何のようなんだ?リコ、今日は俺もこっちで食べよう。」
その言葉に従い夕食の用意をボハンの分も用意する。
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ボハン「……とまぁ色々あってな。」
当たり障りなくことの経緯を簡単に話す。
ミック「なるほどな、まさかたまたま入った宿で昔なじみに会うとはな。」
ボハン「それでミックは何のようで来たんだ?」
ミック「俺はリフテンから馬車で来てるはずの依頼者に会いに来たんだが、どうやら来てないようでな。ひとまず数日待ってみようと思っていたところだ。」
ボハン「そういえば早馬がリバーウッドに来ていたな。リフテンとリバーウッドの間、イヴァルステッド近くで山賊の大規模討伐があるとかなんとかで衛兵隊が道を封鎖しているらしい。そのせいで遅れているのかもしれん。」
ミック「なんてこった、数日はリバーウッドで足止めだな。」
ボハン「その間泊まって行けば良い。」
ミック「しかし、宿代がな。その依頼主とさっさと合流するつもりだったから持ち合わせが少ない。」
ボハン「そうだな、じゃあこうしよう。リコ、お前ミックに弓矢の訓練してもらえ。」
リコリス「え?急になんだ?」
ボハン「ミックはかなりの腕前だぞ。片手剣から弓まで色々と使いこなしおる。」
ミック「俺としてもそれでいいなら、願ったり叶ったりだが……、いいのか?」
リコリス「ミ、ミックさんがよければ……明日から頼むっ。」
にやりと笑うボハン。
ボハン「こいつの弓の腕は絶望的だからな、苦労するぞ。」
リコリス「な、なんだとぅ!まだまだ練習中なんだよ!これからなんだよ!」
そういってボハンの頭を羽交い絞めにしようとする、そしてそれをいなすボハン。
そうして3人の食卓は笑い声で包まれ、夜は更けていくのだった……。
~そして次の日~
リコリス「じゃあよろしく頼むな!」
ミック(ふむ、構えは悪くないな。これなら苦労しなさそうだ。しかし……。)
リコリスの服を見て頭を抱える。
ミック「その服はどうにかならんのか……。」
リコリス「か、かっこいいだろ?き、気にしないでくれ、装備の着心地の試験なんだ。」
動きやすそうではあるか、と納得する。
ミック「まあ、ひとまず少し撃ってみてくれ、様子を見たい。」
リコリスは矢を番え、的に目を凝らし……。
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~1時間後~
ミック「……すごいな、これだけ撃って一度も当たらんとは……。」
ただの村人Aでも百発百中とは言わずとも、10に5は当てられるほどの訓練にも関わらず、リコリスの矢は明後日の方向に飛んでいくばかりだった。
ミック「構えもいい、距離も遠くない、なのになぜ横に飛んだりするんだ……。」
リコリス「ははは……。」苦笑いしか出ない。
その後もミックの猛烈指導は続く。
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リコリス「どうよ!今度こそあたったろ!……あれ、どこだ。」
ミック「……こっちだ。」
リコリス「……。」
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リコリス「おっと、そろそろ夕飯の用意しないと。ボハンが帰って来る。」
ミック「そうか、朝に比べると随分上手くなったな。……真横には飛ばなくなった。」
呆れたようにいうミックに対して、リコリスは照れ隠しに頭をかく。
盗賊A「へっへっへ、こんなところにいいカモの店があるじゃねぇか。」
今日は家に戻るか、といったところで後ろから声がかかる。
ミック「……客か?」
リコリス「いや、ありゃ数日前に流れてきたって噂の三人組の盗賊だろうな。ボハンと討伐に行く予定だったけど居場所が掴めなくてなぁ。」
盗賊B「大人しくしてな、おっと……女じゃねぇか今日は楽しめそうだなヒッヒッヒ。」
下卑た笑みを浮かべながら近寄ってくる。
リコリス「上ッ等!撃ち抜いてやるぜ!」
鋭く構えた矢を放つ。
向かってくる矢に狼狽を隠せない盗賊たち。
ぽすっ
リコリス「み、みてくれ!まっすぐ飛んだぞ!やった!やったぞ!」心底嬉しそうにミックに話す。
ミック「あ、ああ。そうだな……上達だ……。」
盗賊A「ふざけやがって!おいてめぇら!男は殺せ!女に傷つけるなよ!」
ミック「待て、死にたくなければ大人しくここから出て行け、二度とこの周辺に戻ってくるな。」
盗賊B「なんだと!?俺様たちのことしらねぇのか!泣く子も黙る盗賊団の『わらうトリオ』とは俺たちのことだ!」
口々に悪態をつく盗賊に溜息をつくミック。
ミック「……警告はしたぞ。」リコリスから瞬時に弓を取り、背の矢筒から一本矢を引き抜く。
その後の速度はまさに何百何千とこなしてきたからこそ出来る早さ。
盗賊C「ガハァッ!……まだ一言も台詞なかったのに……。」
盗賊は誰も防御も回避にも移れないまま撃ち抜かれ絶命する。
盗賊B「は、はえええ。ク、クソッ!ぶっころしてやる!」
激昂する残り二人の盗賊相手にミックの動きに迷いはなかった。
腰の剣を瞬時に抜き放つ。
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その戦いは1分とかからず鮮やかに終わった。
残ったのは2つの動かぬ盗賊。
ミック「懸賞金で宿代もなんとかなりそうだな。」
リコリス「すっげぇな!」
ファルスカールでの戦いを経てもミックほどの熟練の戦いはなかなか見れるものではない。
その後、リバーウッドの衛兵に通報し、死体を引き取って貰う礼金をもらうミック。
その日の夕食はいつもよりお礼も込めて豪華にしあげるリコリスでした。
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その後も数日間、ミックに弓の練習に付き合ってもらうも、的に当たる事は一度もなかったという。
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ボハン「もう行くのか?」
山賊騒ぎから数日後の爽やかな朝。
リコリス「もう少しゆっくりしていけばいいのに。弓の練習は……色々教えてくれたのにすまねぇ……。」
ミック「いや、仕方ないさ。これ以上は先天的に弓に適正のあるエルフに教えてもらうといい。」静かに頭を振って答える。
リコリス「ああ、練習は続ける!あ、弁当は良いもの色々詰めておいたから食べてくれ!」
ボハン「俺もそこまで送ろう。」
ミック「いや、いい。ここ数日また山賊の一団がこの辺りに現れたらしいじゃないか。奥さんを守ってやれ。」
顔を真っ赤にして否定するリコリスと、平然と受け答えるボハン。
ボハン「そうか、気をつけてな。行く先に神々の加護がありますように。」
リコリス「また遊びにきてくれよー!怪我なくなー!」
その声を背に聞きながら、リバーウッドへの道を進むのでした。
~あとがき~
今回は一話コラボシリーズということで「ksk Skyrim」のミックさんに登場していただきました。
様々な武器の扱いに長じた歴戦の傭兵ということでそれを表現しようと……がんばったのですが……。
あまり活躍させれてないような気がしてしまいますが、ごめんなさいっ!
出演ありがとうございました!
※性能試験との装備はエイドリアンからの依頼です。今後一話限りで色んな装備を着たりするかもしれません。
それにあわせて新しくいただいたリンクの紹介!
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こちらから新規移転ということでこちらに移転された、ということでどさくさにリンクをいただきました(∩´∀`)∩ワーイ
とってもキュートなRainさんのキャラクターが様々な装備MODを紹介してくれます!
カワイイカワイイ!と目の保養になりつつ、装備も探せるベストなブログ様です!
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皆様ありがとうございます!(∩´∀`)∩ワーイ
- [ edit ]
- RP日記
- / trackback:0
- / comment:4
Re: キャーミックサーン!
- [ 編集 ]
- 2014/07/13(日) 04:56:17 |
- URL |
- Lycoris
コメントありがとうございます!
ボハン曰く「あいつの弓の練習を見るときは真横までは矢が飛んでくる。」とのことで……。
真横真上に矢を飛ばせる技の持ち主です!
Re: タイトルなし
- [ 編集 ]
- 2014/07/15(火) 19:29:57 |
- URL |
- Lycoris
コメントありがとうございます!
某掲示板からとはなんともお恥ずかしい(ノ´∀`*) 私も見る側だったのに、皆様とこうして共演させていただけて嬉しい限りの感謝感激雨あられです!
ミックさんは渋いおっさん好きの私としてはぜひ出演していただきたかったのでこうして記事に出来て嬉しいですw 出演ありがとうございました!
元々クロスオーバーが好きなので、フォロワーさん全てのスカイリムがどういう形にしろ繋がっているとかそういう妄想が好きなので書いていて楽しいのですw
ぜひ、擬似オンラインにてまたのご来店をお待ちしております(∩´∀`)∩ワーイ
プロフィール
Author:Lycoris
スカイリムのんびり更新日記。
Lycorisです。よろしくお願いします。
当ブログはリンクフリーです。
連絡をいただければ相互リンクさせていただきます。
ご意見・ご要望はメールフォームから何でもどうぞー!
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