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リコリスの旅15話 ホワイトランの首長
第15話です。
メインクエストは一度だけクリアしたことがあります。
それ以降のプレイではハイフロスガーに行く事すらなくなりました。
~リバーウッド・鍛冶屋~
ヘルゲンを出て急いでリバーウッドへと戻ってきた。
ボハンが言うにはリバーウッドの鍛冶屋アルヴォアなら信頼できるらしい。
ボハンがそこまで言うなら信頼できるはずだ。
ボハン「久しぶりだな。だが懐かしんでいる暇はない。」
ドラゴンが出た、とだけ伝える。その言葉に嘘や偽りを感じさせない。
アルヴォア「…ああ、見た。出来れば信じたくはなかったんだが。」
この男もどうやら事情は少しは察しているらしい。
アルヴォア「少し前に帝国軍に所属してたハドバルが帰ってきてな。生き残り数人とドラゴンが出たと知らせてきた。」
どうやら日記にあった生き残りらしい。ということは一緒に書かれてたレイロフというやつも生きているかもしれない。
ボハン「そいつらは?次にどうしている?」
アルヴォア「ああ、ハドバルは急いでソリチュードへ戻った。あともう一人見慣れぬ冒険者にホワイトランのバルグルーフ首長に伝えてくれるよう頼んだんだ。」
アルヴォア「しかし、こんな荒唐無稽な話一人で行っても与太話にしか聞こえないかもしれない。」
アルヴォア「ホワイトランのバルグルーフ首長に、できるだけ多くの兵士を派遣してもらうように伝言しなきゃならない。頼めるか?もしやってくれるなら恩に着るよ。」
ボハン「まかせろ、もとよりそのつもりだ。」
アルヴォア「助かる。」
やっぱり交友関係広いんだな……と思いながらもすぐに出発する。
~ホワイトラン・ドラゴンズリーチ~
辺りはすっかり暗くなりホワイトランの城壁のかがり火が煌々と燃えている。
まさかすぐに戻ってくることになるとは。
ホワイトランにはいる時に兵士に話し、半信半疑で城へ伺いを立てるのをしぶる兵士をボハンが一喝し、急遽首長との謁見の場がひらかれた。
ボハンはドラゴンズリーチに入るとお前が首長に話せと言い残しどこかへ行ってしまった。
「ドラゴンが…ヘルゲンを破壊した…。その後こっちに向かって飛んで頭の上を越えていったんだ。」
首長は驚きと焦り、様々な感情のままに聞いていた。
「イスミールに誓う、イリレスは正しかった!」
どうやらこのイリレスというダンマーの私兵が謁見を通してくれたらしい。
バルグルーフ「実は先に冒険者が一人伝えにきてくれていた。その者はファレンガーのドラゴン研究のために、ブリークフォール墓地にドラゴンストーンを取りに行ってくれているんだ。」
リバーウッドで聞いた冒険者はやはり先に来ていたらしい。
バルグルーフ「そこでだ、これは重要な任務だ。一応念のため後を追って見てきてくれないか?何にせよ礼は弾もう。ホワイトランのために頼みたい。」
おお……?もしかしてこれはすごいチャンス……?
ドラゴンへの恐怖もすっかり忘れてリコリスの顔は輝く。
「まっかせてくれ!このオレが!しっかりきっちり成し遂げてみせるぜ!」
バルグルーフ「お、おう……?頼んだぞ。詳しくはファレンガーに聞いてくれ。」
首長の言う宮廷魔術師のファレンガーという男の部屋にきてみた。
そこにはファレンガーとボハンが話している最中だった。
ボハン「首長との謁見は終わったのか?」
「ああ、終わった。先に来た冒険者の様子を見に行って欲しいってさ。」
ファレンガー「あの冒険者か。ちょうどそれをボハンに頼んでいたところだ。」
あれ?この二人も知り合い?交友関係ひろすぎね?
そんな疑問を頭に浮かべながら話を聞く。
ブリークフォール墓地の最奥にドラゴンストーンと呼ばれる石版があるらしい。
それには古代のドラゴンの事が記されている、とのこと。
「それを取りに行った冒険者を見に行って来い……ってことか。」
ファレンガーはそういうことだ、と言うとさっさと行くように促してきた。
ボハンと一緒にドラゴンズリーチを出た二人は一度バーバードメアにて少し休むと朝早くブリークフォール墓地へと出発するのであった。
~あとがき~
かなりの本編改変回ですがご容赦ください。
劇中の先に先に進んでいる冒険者はドラゴンボーンです。
リコリスは前に話したとおり、ドラゴンボーンではなくあくまで一般人なのです。
今後もこういった改変もあるかと思いますが、お付き合いくださればと思います。
メインクエストは一度だけクリアしたことがあります。
それ以降のプレイではハイフロスガーに行く事すらなくなりました。
~リバーウッド・鍛冶屋~
ヘルゲンを出て急いでリバーウッドへと戻ってきた。
ボハンが言うにはリバーウッドの鍛冶屋アルヴォアなら信頼できるらしい。
ボハンがそこまで言うなら信頼できるはずだ。
ボハン「久しぶりだな。だが懐かしんでいる暇はない。」
ドラゴンが出た、とだけ伝える。その言葉に嘘や偽りを感じさせない。
アルヴォア「…ああ、見た。出来れば信じたくはなかったんだが。」
この男もどうやら事情は少しは察しているらしい。
アルヴォア「少し前に帝国軍に所属してたハドバルが帰ってきてな。生き残り数人とドラゴンが出たと知らせてきた。」
どうやら日記にあった生き残りらしい。ということは一緒に書かれてたレイロフというやつも生きているかもしれない。
ボハン「そいつらは?次にどうしている?」
アルヴォア「ああ、ハドバルは急いでソリチュードへ戻った。あともう一人見慣れぬ冒険者にホワイトランのバルグルーフ首長に伝えてくれるよう頼んだんだ。」
アルヴォア「しかし、こんな荒唐無稽な話一人で行っても与太話にしか聞こえないかもしれない。」
アルヴォア「ホワイトランのバルグルーフ首長に、できるだけ多くの兵士を派遣してもらうように伝言しなきゃならない。頼めるか?もしやってくれるなら恩に着るよ。」
ボハン「まかせろ、もとよりそのつもりだ。」
アルヴォア「助かる。」
やっぱり交友関係広いんだな……と思いながらもすぐに出発する。
~ホワイトラン・ドラゴンズリーチ~
辺りはすっかり暗くなりホワイトランの城壁のかがり火が煌々と燃えている。
まさかすぐに戻ってくることになるとは。
ホワイトランにはいる時に兵士に話し、半信半疑で城へ伺いを立てるのをしぶる兵士をボハンが一喝し、急遽首長との謁見の場がひらかれた。
ボハンはドラゴンズリーチに入るとお前が首長に話せと言い残しどこかへ行ってしまった。
「ドラゴンが…ヘルゲンを破壊した…。その後こっちに向かって飛んで頭の上を越えていったんだ。」
首長は驚きと焦り、様々な感情のままに聞いていた。
「イスミールに誓う、イリレスは正しかった!」
どうやらこのイリレスというダンマーの私兵が謁見を通してくれたらしい。
バルグルーフ「実は先に冒険者が一人伝えにきてくれていた。その者はファレンガーのドラゴン研究のために、ブリークフォール墓地にドラゴンストーンを取りに行ってくれているんだ。」
リバーウッドで聞いた冒険者はやはり先に来ていたらしい。
バルグルーフ「そこでだ、これは重要な任務だ。一応念のため後を追って見てきてくれないか?何にせよ礼は弾もう。ホワイトランのために頼みたい。」
おお……?もしかしてこれはすごいチャンス……?
ドラゴンへの恐怖もすっかり忘れてリコリスの顔は輝く。
「まっかせてくれ!このオレが!しっかりきっちり成し遂げてみせるぜ!」
バルグルーフ「お、おう……?頼んだぞ。詳しくはファレンガーに聞いてくれ。」
首長の言う宮廷魔術師のファレンガーという男の部屋にきてみた。
そこにはファレンガーとボハンが話している最中だった。
ボハン「首長との謁見は終わったのか?」
「ああ、終わった。先に来た冒険者の様子を見に行って欲しいってさ。」
ファレンガー「あの冒険者か。ちょうどそれをボハンに頼んでいたところだ。」
あれ?この二人も知り合い?交友関係ひろすぎね?
そんな疑問を頭に浮かべながら話を聞く。
ブリークフォール墓地の最奥にドラゴンストーンと呼ばれる石版があるらしい。
それには古代のドラゴンの事が記されている、とのこと。
「それを取りに行った冒険者を見に行って来い……ってことか。」
ファレンガーはそういうことだ、と言うとさっさと行くように促してきた。
ボハンと一緒にドラゴンズリーチを出た二人は一度バーバードメアにて少し休むと朝早くブリークフォール墓地へと出発するのであった。
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