スカイリムの踊り食い菖蒲の使命六話　兵は凶器

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菖蒲の使命六話　兵は凶器

2014 / 08 / 02 ( Sat ) 18 : 00

～死霊術士の砦～
菖蒲「ここがくだんの砦か。」

激しい雪にも関わらず、砦のほうからはひどい臭いが漂っている。

菖蒲「これは死臭か。」

死霊術士「て、敵だ！ホネども！相手しろ！」

門兵のスケルトンを一撃でバラバラにして、門を飛び越える。
神速の進撃にスケルトンたちの弓は狙いを外す。

菖蒲の口元が歪む。

菖蒲（弓持ちに前衛か。）

スケルトンの放つ矢が菖蒲に迫り来る。

しかし菖蒲はそれに対し真っ直ぐに突っ込む。

ﾋﾞｭﾝｯ

耳元を風が渦巻いて矢が通り過ぎるのを感じる。

そのままの速度で剣持ちのスケルトンを斬り捨て、奥のスケルトンが矢を番える前にバラバラに斬り飛ばす。

死霊術士「ば、ばけものか！」数十体のスケルトンをバラバラにすると死霊術士が怯えたように腰を抜かす。

菖蒲「御主がここの長か。」そう言いながら死霊術士の放つ氷の矢を体を逸らすだけで避けていく。

死霊術士「な、なぜ当たらん！クソッ！」

菖蒲「そのような呪術に頼るから鍛錬が足らぬのだ。」刀を斜めに構え、目の前に立つ。
死霊術士の最後の抵抗の氷の矢を刀で逸らして回避し、そのまま腹を深く抉る。

菖蒲「即死は外した。息があるうちに答えろ。知っていることを話せば楽にしてやる。」

刀を死霊術士の顔に向ける。

菖蒲「おい、外れものの貴様らなら知っていよう。黒き剣の噂を教えろ。」

首を振って何も知らないと答える。

菖蒲「そうか、今楽にしてやる。」

首筋を真っ直ぐに切り裂く。

顔についた血を拭う。

菖蒲「さて、宿に戻るか。」

すっかり雪も止み、夕陽をその身に受けながら、来た道……と逆の方へと向かうのでした。

～あとがき～

こ、この回必要だったのか(´ー｀)
そろそろリコリスサイドの日常ネタをいじりたい。
何かネタありますか？

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comment

[ 編集 ]
2014/08/03(日) 04:49:31 |
URL |
コウ

少し目を話している間にこんなにも更新されていたとはｗ
一つ一つの話がとても面白く次が楽しみになりますね

リコリスサイドの案としては話の内容がずれないようにこちら側
に求めてはいけないような気がしますがｗ
菖蒲さんが犯人である
誰かが砦を一人で落としたっていう噂を聞いて
リコリスがそれに対して修行や山賊退治に行くってのはどうですか？ｗ

Re: タイトルなし

[ 編集 ]
2014/08/03(日) 07:33:52 |
URL |
Lycoris

>>コウさん
コメントありがとうございます！
面白いと言っていただけて嬉しいです(∩´∀｀)∩ﾜｰｲ
菖蒲編は一話一話あっさりとしているので更新は楽ですねー。また時間あるときの暇つぶしにでもお願いしますｗ

修行！いい響きですね！おかげでちょっとふわっとネタが浮かびました！戦闘系のネタじゃないですが、数話使ってリコリスの話してみようかな(*'-')