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このブログは「The Elder Scrolls V Skyrim」のRP日記をのんびりと書き連ねるブログです。

スカイリムの踊り食い


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リコリスの旅70話【第三章】 懐かしいもの


ブログ1030 名剣01

~ホワイトラン~
リバーウッドで預かってもらっていた愛馬に乗り、のんびりと空と景色を眺めながらホワイトランへ。
朝、リバーウッドを出て、昼にはホワイトランが見え始めていた。

リコリス「いい天気になってよかったなぁ。」

 

ブログ1031 名剣02

ホワイトランの衛兵に軽く挨拶をして門をくぐる。

エイドリアン「おや、リコリス。珍しいわね、そんな荷物背負ってどうしたんだい?」
馴染みであり、命の恩人の一人の鍛冶屋、エイドリアンが声をかけてくる。

ブログ1032 名剣03

リコリス「ああ、新しい料理を覚えたくてな。ちょっとしばらく留守にする予定だ。」

エイドリアン「くっ……また、あの人に食べさせるつもりの料理ね……。微笑ましくも歯軋りが止まらないわ。」

お前も旦那いるだろ……と呆れる。ハッと自分が考えている事の意味に気がついて耳まで真っ赤にしながら退散する。
後ろからは「そういえばエオルンド・グレイメーンが呼んでいたわよ!後で挨拶に行きなさい。」と声がかかる。






エイドリアンの言う通り、スカイリムが誇る鍛冶屋エオルンド・グレイメーンのいるスカイフォージという炉へと向かう。

途中、顔見知りの多いホワイトランでは何人もの出店の主人から声がかかる。

店主A「おう嬢ちゃん!いい肉が入っているぞ!今日は買っていかないかい?」
リコリス「わりぃな、今日は買出しじゃねぇんだ。ボハンが来た時は一番良い肉を売ってやってくれな。」

店主B「パン焼きたてよ!食べていかない?」
リコリス「いや、今日はやめとくよ。今から人に会いに行くんだ。また頼むよ。」

店主C「いい薬あるぞ。フフフ。」
リコリス「お前、前に買ったあの薬……夜大変だったんだぞ!」





ブログ1033 名剣04

賑やかな露天通りを抜けてギルダーグリーンの樹の広場を横切る。
ホワイトランに戻ってきた最初の頃はストームブリンガーの後遺症がまだ抜け切らず、夜に発作のように体中がバラバラになるような痛みが襲ってきていた。そのたびにボハンが一晩中看病していてくれたもののその発作は朝まで続くような日々だった。
しかし、ある日ホワイトランのキナレスの司祭ダニカ・ピュアスプリングから連絡が届く。
見知らぬ女性が聖堂に現れ、一株の苗木を持ってきたという。
その女性はリコリスに渡すようにとだけ伝えると、すぐに出て行ってしまい、後を追いかけたがその姿はどこにも見当たらなかったという。
ダニカが言うには「とてもよく知っているような気がする。しかし不思議なことに今はもう顔も一切思い出せない」という。
その一株の苗木はギルダーグリーンの苗木で、自宅の寝室で大事にされている。
そのおかげか、発作はほとんどなくなり、安心して眠れるようになったのだ。

リコリス(少し留守にします。留守の間ボハンが無事でありますように。それと、旅路の安全をお守りください。)
少しの間だけ黙想し、その場を後にする。





~ホワイトラン・スカイフォージ~

ブログ1034 名剣05

リコリス「エオルンドじっちゃーん。オレになんか用か?ちょっと旅に出るからしばらく戻らないぜ?」

稀代の鍛冶屋、その名を轟かせるエオルンド・グレイメーンがこちらに振り向く。

エオルンド「ふむ、ならばちょうどいい。これをお前に渡そうと思ってな。」
そう言って一振りの剣を差し出す。

リコリス「なんだなんだ?……ってこの剣は確か……!」

それはボハンと依頼でスティルボーン洞窟から持って帰った剣だった。

エオルンド「ボハンにお前用に整備しなおしてくれと頼まれていた。持っていくといい。」

初めて持った時と同じくずっしりと心地よい重みを感じる。

ブログ1036 名剣07

静かに鞘から抜き放つ。

洞窟に放置されていた時でもその鋭さは失われていなかったが、名匠エオルンドの手により、その輝きは更に美しいものとなっていた。

リコリス「いいのかよ?オ、オレは何もお礼できないぜ?」

エオルンド「お前は特別だ、息子の恩人だからな。」





せめてお礼にといつも自宅でしてるように鍛冶場の掃除をする。
その間にはエオルンドが鎧の整備までしてくれていたようだ。

リコリスは何度も頭をさげて、受取った剣を腰に佩いて後にする。

スカイフォージを後にする頃にはすっかり陽は暮れて辺りを紅く照らしていた。

ブログ1037 名剣08

リコリス「今日はバーナードメアで泊まるか。明日はリフテンに向かうぞ。」

また街の馴染みに挨拶を返しながら、宿屋のバーナードメアへと向かうのでした。

ブログ1038 名剣09



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