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このブログは「The Elder Scrolls V Skyrim」のRP日記をのんびりと書き連ねるブログです。

スカイリムの踊り食い


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リコリスの旅89話【第三章】 一方その頃


~カイネスグローブ・ブレイドウッド~
ボハン(ソルスセイムにいくなら、ウィンドヘルム港だ。ということは道中この村を必ず通るはずだ。)

ブログ1233 一方01

イドラ「いらっしゃい、おや?ボハンじゃないかい?随分久しぶりだね。今回は仕事?」

まだスカイリムを広く旅して仕事をしていた時に寄った頃の事をまだ覚えているとは。これがベテランの宿の店主というものか。


 

ボハン「いや、今回は仕事ではない。人を追っていてな。そうだ、ちょっとここに人が寄ってないか聞きたいのだが――」

ブログ1234 一方02

リコの事をイドラに聞こうと思ったときだった。

後ろで飲んでいたストームクロークの兵士の話が耳に入る。

ブログ1235 一方03

ストクロ兵A「しっかし、隊長とやりあったあの冒険者の女の子可愛かったなぁ。」
ストクロ兵B「ばっか、声がでけぇよ。まぁな、山賊に捕まってたって子か。アノ山賊も目は確かだったな。」

もしかして……まさか。

ボハン「おい。」

ストクロ兵A「ん?なんだおっさん。」

ブログ1236 一方04

おもむろに胸倉を掴んで椅子から引きずり出す。

ストクロ兵A「ヒイィッ!!!」

ブログ1237 一方05

ボハン「いいか、質問に答えろ。俺は今気が立っているぞ、その女の子というのはどういう子だ?肌の色は?髪の色は?眼の色は?」

ストクロ兵B「て、てめぇ!いきなり出てきて何だ!我ら天下のストームクロークと知っての狼藉か!」

胸倉を掴まれていたストクロ兵はあわてるようにその手を振りほどき、ボハンに相対する。
ストクロ兵A「く、くそっ!いきなりなんだよ!喧嘩なら買ってやるぜ!表でろおらぁ!」





ブログ1238 一方06

1時間後、綺麗にのびるストクロ兵2人。

ストクロ兵A「ちくしょう、あんたつえーな。わーったよ、何でも教えてやるぜ。」
うむ、やはりノルドはこれが手っ取り早いな。ストクロ兵はけろっとしたように話を始める。

その話によると山賊に捕らえられていた娘をたまたま討伐に来たストームクロークが解放したらしい。
だが、その解放した娘というのがどうやら重要参考人で、リフテンを中心に暴れまわった黒剣士だったらしく、
隊長と一騎打ちをした挙句逃げ出したとの事。その後は内通者の手によって国外に逃げたとか、ソリチュードまで走って逃げたとか噂が流れているということを聞き出せた。

あいつが……山賊に……?

無事なのかと胸が早鐘のように鼓動する。こうしちゃいれない。

ストクロ兵B「あんた、もしかして傭兵のボハンじゃないかい?噂は知ってるよ!どうだい、酒飲みながら話聞かせてくれよ!」
のした二人はえらく盛り上がり始めた。しかし、今はそれどころではない。

ボハン「すまんな。ちょっと急いでるんだ。今度、機会があったらぜひあんたらの武勇伝も聞かせてくれ。」
そう言ってありったけの傷薬を投げて渡す。

ブログ1239 一方07

とにかく急ごう。もう夜だが、こんな思いでは寝れもしないだろう。早速、ウィンドヘルムに向かう。







~ウィンドヘルム港~

強行軍で進んだ結果、世が明けるまでにウィンドヘルムまで到着した。

リフテンからここまで不眠不休だ。
流石に疲れは出たが、自分の鍛えた体がここまでついて着てくれたことに感謝する。

ブログ1240 一方08

どうやら、ソルスセイムへの船も出航はまだのようだ。船が出るまで少しの間休める。
出航した後も船の中で休めるだろうが、揺れない地面で休めるというのは大事なことだ。

????「おや、あんたもソルスセイムにいくのかい?珍しいな。ソルスセイムにいきたがるやつなんて。」

ブログ1241 一方09

後ろから声をかけてきた声に振り向く。
体格に恵まれたノルドの女だ。リコリスと同じくオッドアイかそれとも隻眼か、片目に布を巻いている。

あんた『も』?ということは……。

ボハン「最近スカイリムからソルスセイムに渡ったやつが他にも?」

????「ああ、結構腕の立つやつでな、家で待ってるやつのために料理を覚えにいくーなんて笑っちまうだろ?無事にしてっといいけどなー。」

ブログ1242 一方10

???「テルミン。まだ報告書20枚、始末書20枚、訓練100セットの刑が終わってないはずだが何故ここにいる?」
話す女のさらに後ろから鋭く射抜くような声がかけられた。

テルミン「うヒィイ~!ソニアさん、もう勘弁してくれェ~!」
怜悧な声にテルミンと呼ばれた最初の女はしまった!とばかりに逃げていってしまった。

ソニア「まったく……。貴様もソルスセイムに行くのか?」

ブログ1243 一方11

このソニアと呼ばれた将校、立ち姿からも油断も隙もない。しかし、その気は冷たくまるで氷のようにこちらの胸を見透かすようだ。
先ほどのテルミンと呼ばれた戦士は、全身から闘気を感じさせるようなノルドらしさがあったが真逆のようだ。

ボハン「あ、ああ。人探しでな。」下手に嘘をついても感づかれるだろう。正直に、しかし仔細は話さず。

ブログ1244 一方12

ソニア「ならばもしソルスセイムでリコリスという女に会ったらこう伝えるがいい。『重要参考人の枠から外された。今度はウィンドヘルムも歓迎するだろう。』そう伝えてくれ。」

そんな重要な事を態々話すということは……なんとなく目的はばれたか。
恐ろしく鋭いな、それともそれだけ今の俺は顔に出ているか。
ソニアは用件を伝えるとテルミンを追ってゆっくりとウィンドヘルムの街へと戻っていったようだ。

船長「出航するぞー!船に乗ってくれ。」
ちょうど船の出港の用意もできたらしい。船に乗り込む。

ボハン(やはり、あいつはソルスセイムに渡ったんだ。)

リコ……待ってろよ。無事でいろ……。

ブログ1245 一方13













~一方その頃~

ブログ1246 一方14

リコリス「なぁムンゴ。ホントに大丈夫なのか?オレ武器ないぜ?」

ムンゴ「ダイジョウブ シルトストライダー コドモ スゴクハヤイ」

リコリスは今、シルトストライダーと呼ばれる生き物の背に乗っている。

レイヴンロックで狩人さんが連れていたシルトストライダーの兄弟の子供らしい。
成体はこれの十数倍の大きさだとか、にわかには信じられない。

今は年老いたシルトストライダーの大人のシルトストライダーは唯一ダスティという個体が生き残っているらしい。
その子供がレイヴンロックで見たダニーとこの子「バーニー」だと言っていた。まだ他の子もいるらしいが元気にしているようだ。

武器も防具も魔法もないリコリスのため、ネロスの執事が手配してくれたのだ。もちろん、連れ帰る責任があるが。

優しく甲殻を撫でてやると感覚が通っているのか気持ち良さそうに「クーイ」と鳴いて身を震わせる。

かわいい……。

ムンゴは偵察のため、あっちこっちを見て回ってくれている。

ムンゴ「レイヴンロック ツイタラ オレ イチド ジブンノムラ モドル」

リコリス「ええ?急にどうしたんだ?何かあったのか?」

ムンゴ「アカメ ダンマーダケノモンダイ チガウ オレ キョウダイ ツレテクル」

ムンゴの兄弟?二人で踊っている姿を想像する。
なんだソルスセイムかわいいのばっかりじゃないか、すごいぞ。

リコリス「わ、わかった。一人で平気なのか?」

ムンゴ「オレ カクレルノ ウマイ ヒトリノホウガ キケン ナイ」

なるほど、確かにオレは隠密の術は長けてない。ムンゴの体の大きさと、土地勘ならなんとかなるか。

リコリス「んじゃ、レイヴンロックまでは護衛頼むぜ!頼りにしてるからさ。」

ムンゴ「ムワサスー!」

シルトストライダーの背に揺られながら、頼もしい先導の背を見つめるのでした。

ブログ1247 一方15



~あとがき~
今回、以前登場していただいた「義弘」さん作のソニアさんと、「The Way Of The Voice」のフカヒレさん作のテルミンさんに再び登場していただきました。
ありがとうございます!
次回はまた別の方に登場していただく予定です。
  1. [ edit ]
  2. RP日記
  3. / trackback:0
  4. / comment:6

  1. [ 編集 ]
  2. 2014/10/13(月) 00:09:59 |
  3. URL |
  4. とも@
シルトストライダー カワイクナイ
ムワサスー!

Re: タイトルなし

  1. [ 編集 ]
  2. 2014/10/13(月) 00:15:46 |
  3. URL |
  4. Lycoris
>>とも@さん
コメントありがとうございます!
シルトストライダー カワイイ 
ムワサスー!

  1. [ 編集 ]
  2. 2014/10/13(月) 08:40:14 |
  3. URL |
  4. コウ
ムンゴかわいい
ボハンかっこいい
リコリスあとでボハンに怒られそうw

Re: タイトルなし

  1. [ 編集 ]
  2. 2014/10/13(月) 17:47:23 |
  3. URL |
  4. Lycoris
>>コウさん
コメントありがとうございます!おひさしぶりですねw
ムンゴかわいいですよねぇ、ゲーム中は喋りませんが、それでもカワイさにやられましたw
ボハンの胸倉掴むシーンは光源の関係でやばい顔に……どう見ても殺そうとしてそうな……w
リコリスはもう怒られるようなことしまくりなのでもう……ねぇ……?w

キャーボハンサーン

  1. [ 編集 ]
  2. 2014/10/15(水) 03:50:58 |
  3. URL |
  4. フカヒレ
ボハンサイドのストーリー、新鮮でした。
すっかり苦労人系なキャラに・・・w こういうキャラ設定大好物です。あとボハンさんカッコいいな!

そしてムンゴとリコの一幕がカワイイ!
バーニー君に乗ってるSSがなんかほっこりします。
えぇい、ソルスセイムにはカワイイやつらばかりだな!!

最後になりましたが、再び姉さん出していただいてありがとうございます!
ソニア隊長に脅える姉さんの表情がたまらないっス~!

Re: キャーボハンサーン

  1. [ 編集 ]
  2. 2014/10/15(水) 08:35:04 |
  3. URL |
  4. Lycoris
>>フカヒレさん
コメントありがとうございます!
ちょっと今回は趣向を変えてみましたw 
リコリスがいない間、どうしてるのかな?というのが始まりと今後の展開のためですが(ノ´∀`*)

あえていつもと逆にリコリス側を最後に少しってことで、一話取るには小さすぎるし、一話に挟み込むと微妙な話をもってきてもらいました!一度ムンゴはパーティから外れますが、かわいいのでまた登場の時を自分でわくわくしておりますw

イーストマーチ編でとても重要な役どころを担ってもらったので、是非ボハンさんとも!と思いまして登場して彩をくわえていただきました。
今回もありがとうございましたー!

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