スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
リコリスの旅91話【第三章】 レイヴンロック防衛戦
衛兵「敵襲ーーーッ!敵だすごい数だ!アッシュスポーンのやつらがギャアアアアアアアアア。」
~レイヴンロック~
鍛冶場にてニコルに両手剣の寸法の依頼をしていた時だった。
衛兵の悲鳴は城壁を落ちて行き、生々しい音とともに途絶えた。
それが合図かのようにあちこちで悲鳴があがり、人々が逃げ始める。
衛兵「非戦闘員は全員レッチングネッチへ避難しろ!衛兵は迎撃、持ち場に早く!」
ニコル「アッシュスポーン!?なんでアッシュスポーンがここを!?」
リコリス「ニコル!あんたもはやくレッチングネッチへ!急いで!オレも加勢してくる!」
ニコル「い、いや、女の子にだけ戦わせるわけにはいかないよ!僕も加勢する!」
鍛冶場の建物の中からなにやらよくわからない武器を取り出してくる。
ニコル「ボウガンっていうんだ、これなら僕でも援護できるからね。剣も多少なりとも心得があるし、こちらの心配はないよ。あ、このボウガンって言うのはねドーンガードって言う組織がつくttリコリス「話はいいから!じゃあ衛兵隊に合流して外壁上から援護!外壁にも敵が沸いてるみたいだから、決して衛兵さんたちから離れないように!」
ニコル「わかった!リコリスちゃんは?」
リコリス「オレはとにかく街中に入り込んだアッシュスポーンを片付ける!この剣借りていくぜ!」
そう言って壁面に立てかけてあった古代ノルドのグレートソードを引っ掴んで駆け出す。
アッシュスポーンは街中のいたるところから現れているようだ。今駆け抜ける間もいたるところから悲鳴と怒号があがっている。
リコリス「チィッ、これじゃ門の意味が……どこもかしこも灰だらけだからか。」
まず門前にアッシュスポーンの大軍が現れたせいで、衛兵隊の大部分が門に集中してしまった。
どうやらその門も開閉を妨害されたようで、招き入れるに任せている。その撃退に衛兵が出払っているのが見える。
その間に街中の後方、いたるところ、灰の中から現れたアッシュスポーンの対応に遅れが出ている。
いたるところで戦闘が始まっているのか、剣のぶつかる音、怒号に悲鳴が周りから聞こえる。
各個撃破されずになんとか持ちこたえているのは攻略作戦に向けて行われた衛兵隊の増強と装備の強化のおかげか。
とにかく自分は手近なアッシュスポーンに斬りかかり、その体を灰に帰す。
この剣、さすが腕のいい鍛冶屋が整備しただけはあって振り回しやすい。掘り出されただけのなまくらとは全然違うようだ。
リコリス「これならなんとかなりそうだな。どんどん行くぜ!」
あちこちで衛兵とアッシュスポーンが戦っている。
レイヴンロックの建物の都合上、大部分が地下に埋まっているのもあって避難所となっているレッチングネッチは衛兵も耐えられているようだ。だが、数で押してくるアッシュスポーンに苦戦するだろう。
援護に行かねば。
全力疾走でアッシュスポーンと衛兵の戦闘に吶喊する。
リコリス(鎧も全力で動いても全然邪魔しない……ニコル、感謝するぜ!)
阿鼻叫喚の戦いの中、闘争心が心を満たす。
衛兵と共に数体を灰に帰し、避難所周辺の敵もこちらが優勢になりつつある。
リコリス「うっしゃ!なんとかなりそうだなっ!」
何体目かのアッシュスポーンを叩き潰し、次を探す。
しかし目先の敵に視線を奪われたリコリスは後ろからのアッシュスポーンの攻撃に対応が遅れる。
ドシュッ!
振りかぶられたアッシュスポーンの一撃はリコリスに届くことなく灰となって崩れ去った。
ニコル「リコリスちゃん!気をつけて!」
大声のニコルの声が聞こえる。これがクロスボウってやつか、すげえ精度だ。
片手をあげて礼を返し、次の敵を探す。
一度鍛冶場まで戻る。
まだ敵は……、いた!
門を突破したか、門の内側から沸いてでたかこちらにアッシュスポーンの一団が向かってくる。
こちらも全力で駆け出し、そのまま前二体をまとめて斬り飛ばす。
その時だった。
ガキィッン!!
嫌な音とともに手にした剣が砕ける。
リコリス「なっ!?」
その戦いを壁上で見ていたニコル。鍛冶屋としての目が光る。
ニコル「リコリスちゃんの膂力に剣がついていけていない……?あれはかなり上質な剣だったのにあれですら……?」
リコリス「くそっ!」苦し紛れに護身用のナイフを抜き、ジリジリと後ろに後退する。
あのクロスボウという武器、あまり装填がよろしくないようだ。援護もまばらだ。弓ではこちらに当たる恐れがあって援護も期待できない。
振りかぶるアッシュスポーン、舌打ちしながらナイフで斬り払って避ける。
このままじゃまずいぞ……鍛冶場に戻ればまだ武器が。
避けて体勢の崩れた一瞬の隙をつき、アッシュスポーンが斬りかかる。
しまっ―――――。走馬灯のように残した人の顔が浮かぶ。
振り下ろされるアッシュスポーンの一撃はまるでスローのように迫ってくる。思わず恐怖に目を瞑る。
ガキィン!!
金属と金属がぶつかり合う音。
決して自分の身が砕かれ、血が噴出す音ではない。
恐る恐る目を開ける。
崩れ落ちるアッシュスポーンと大きな後姿。
リコリス「あ……あ……な、なんでここに……。」
色々な想いが湧き上がって声にならない。
振り返る影。やっぱりそうだ、本物なんだ。
思わず手を伸ばす。
その手を強く引いて抱きしめられる。
リコリス「ちょ……!い、今っ!せっ、戦闘中れっ!」
思わぬ攻撃に呂律が回らない。
ボハン「リコ……あまり心配させるな。」
思いのほか優しい声。驚くほど心が落ち着いた。
リコリス「……うん、はい、ごめんな。」
そのまま身を委ねる。
だが温もりの次の瞬間、殺気を感じ互いに身を離し、体をかわす。
リコリス「ま、またてめぇか……。」
濃厚な威圧感で出来たような灰の巨人。
灰の王は灰の中から蠢くように現れる。
ボハン「リコ!下がれ!……ぐぅっ!!」
リコリス「ボハン!」
灰の王の一撃はボハンを遠くまで吹き飛ばす。しかし、攻撃が当たる瞬間なんとか盾で耐えたようだ。
胸を撫で下ろすまもなく灰の王の一撃をかわす……しかし連撃をかわしきれない。
咄嗟に吹き飛ばされ足元に落ちてきたボハンの盾を拾って防ぐ。
そのまま鍛冶場の建物へ壁を崩して中まで吹き飛ばされる。
ボハン「リコーーーー!」悲痛な叫び空しく返事はない。
自分も吹き飛ばされた体の痛みも省みず、走り出そうとする。
しかし、そのボハンの前に地面から溢れ出したアッシュスポーンが立ち塞がる。
ボハン「くそっ!邪魔だ!どけえええ!」
怒りのまま斬り飛ばし、思いだけが届かぬまま歯を噛み締める。
アッシュスポーンは次々に湧き出し、灰の王が建物に近づくのを見ていることしかできない。
灰の王は今度は建物ごと壊すためか、トドメの一撃のために振り上げる。
その時だった―――。
建物から何かが飛び出し、灰の王の両足を一撃で吹き飛ばし、崩れ落ちる巨体に駆け上り、そのまま振り下ろす一撃で頭を完全に粉砕する。
リコリス「いいもん隠してるじゃねぇか!水臭いぜニコル!」
それは 剣と言うには
あまりにも大きすぎた
大きく ぶ厚く 重く
そして 大雑把すぎた
それは 正に 鉄塊だった
ニコル「あれは……僕が遺跡から見つけた剣?まさかあれを振れる人がいるなんて……。」
先日潜った遺跡でほとんどがボロボロになった剣の中、幾百年……いやもう分からないほどの時間がたったはずの遺跡の中で未だにその鋼鉄の威圧感を誇っていたもの。ありえないと思いつつ、数人がかりで運び出したものだ。
しかし、実際にそれは振るわれ、今もアッシュスポーンの数体をまとめて吹き飛ばしている。
黒い嵐に飲まれるとアッシュスポーンは抵抗するまもなく砕けて塵と灰になっていく。
ヴェレス「あれは……あれはまるで嵐をもたらすもの(ストームブリンガー)だ……。」
壁上に溢れるアッシュスポーンをその斧で砕きながら思わず目を奪われる。
戦いの流れは完全に移り変わり、いまやアッシュスポーンの数も衛兵の数を下回り始めた。
強大な灰の王を討たれ、残ったアッシュスポーンは表情はわからないが確実に狼狽とともに撤退を始める。
あるものは灰の中に再び潜り、あるものは門の外へと駆け出す。
ヴェレス「外に逃げたものは深く追うな!動けるものは重傷者の搬送を最優先だ!」
戦いは終わった。
・
・
・
・
ボハン「……リコ。」近くのアッシュスポーンを斬り捨て安全を確認した後、こちらに近づいてくる。
リコリス「え、えーっとその何でここに……いや、黙ってきたのは謝るけどその色々あって……。」
大きな腕と体で抱きしめられる。
ボハン「無事で良かった。」
しばらくそのまま……。
・
・
・
ニコル「えーっと……今、行くのはかなりまずいね……。」
~あとがき~
厨二回+なんかいろいろでもう赤面と言うか枕に顔をうずめることになります。
新防具に引き続き新武器です。
片手剣+盾もいいけどやっぱり両手剣がいい!
→でもストームブリンガーぶんぶん振る訳には……じゃあストームブリンガー取り込んでパワーアップして前から好きだったの登場させればよくね?ってことで新装備です。完全な舞台裏というか私の趣味です。
このブログは私のご都合主義と厨二病でなりたっております(*'-')
ヴェレス隊長のストームブリンガーのくだりは、ちょっと原作ぱくりました。
もちろん有名なドラゴンころしのあの名文ももろぱくりです。
ドラゴンころし出すなら書かないといけない気がしました(´ー`)
あんな鉄の塊をまともに振れるわけないので、ストームブリンガーの呪いで膂力が上がった結果ということになっております。そのくらいしないと基本的に普通の人のリコリスがが振れるわけが・・・ってことで。
それと普段のENBはHRK様作の「HRK ENB」を使用していましたが、今回は試験的にシネマティックな魅力のSomberENBにしてみました。色々なサイト様の記事を見てるとやっぱりこれもまた映画的な魅力がすごいENBでついやっちゃいました。次回はまた元に戻ります。
※このイベントは創作です。実際のゲーム中にこんなイベントはありませんってうちのブログだと今更か……!
~レイヴンロック~
鍛冶場にてニコルに両手剣の寸法の依頼をしていた時だった。
衛兵の悲鳴は城壁を落ちて行き、生々しい音とともに途絶えた。
それが合図かのようにあちこちで悲鳴があがり、人々が逃げ始める。
衛兵「非戦闘員は全員レッチングネッチへ避難しろ!衛兵は迎撃、持ち場に早く!」
ニコル「アッシュスポーン!?なんでアッシュスポーンがここを!?」
リコリス「ニコル!あんたもはやくレッチングネッチへ!急いで!オレも加勢してくる!」
ニコル「い、いや、女の子にだけ戦わせるわけにはいかないよ!僕も加勢する!」
鍛冶場の建物の中からなにやらよくわからない武器を取り出してくる。
ニコル「ボウガンっていうんだ、これなら僕でも援護できるからね。剣も多少なりとも心得があるし、こちらの心配はないよ。あ、このボウガンって言うのはねドーンガードって言う組織がつくttリコリス「話はいいから!じゃあ衛兵隊に合流して外壁上から援護!外壁にも敵が沸いてるみたいだから、決して衛兵さんたちから離れないように!」
ニコル「わかった!リコリスちゃんは?」
リコリス「オレはとにかく街中に入り込んだアッシュスポーンを片付ける!この剣借りていくぜ!」
そう言って壁面に立てかけてあった古代ノルドのグレートソードを引っ掴んで駆け出す。
アッシュスポーンは街中のいたるところから現れているようだ。今駆け抜ける間もいたるところから悲鳴と怒号があがっている。
リコリス「チィッ、これじゃ門の意味が……どこもかしこも灰だらけだからか。」
まず門前にアッシュスポーンの大軍が現れたせいで、衛兵隊の大部分が門に集中してしまった。
どうやらその門も開閉を妨害されたようで、招き入れるに任せている。その撃退に衛兵が出払っているのが見える。
その間に街中の後方、いたるところ、灰の中から現れたアッシュスポーンの対応に遅れが出ている。
いたるところで戦闘が始まっているのか、剣のぶつかる音、怒号に悲鳴が周りから聞こえる。
各個撃破されずになんとか持ちこたえているのは攻略作戦に向けて行われた衛兵隊の増強と装備の強化のおかげか。
とにかく自分は手近なアッシュスポーンに斬りかかり、その体を灰に帰す。
この剣、さすが腕のいい鍛冶屋が整備しただけはあって振り回しやすい。掘り出されただけのなまくらとは全然違うようだ。
リコリス「これならなんとかなりそうだな。どんどん行くぜ!」
あちこちで衛兵とアッシュスポーンが戦っている。
レイヴンロックの建物の都合上、大部分が地下に埋まっているのもあって避難所となっているレッチングネッチは衛兵も耐えられているようだ。だが、数で押してくるアッシュスポーンに苦戦するだろう。
援護に行かねば。
全力疾走でアッシュスポーンと衛兵の戦闘に吶喊する。
リコリス(鎧も全力で動いても全然邪魔しない……ニコル、感謝するぜ!)
阿鼻叫喚の戦いの中、闘争心が心を満たす。
衛兵と共に数体を灰に帰し、避難所周辺の敵もこちらが優勢になりつつある。
リコリス「うっしゃ!なんとかなりそうだなっ!」
何体目かのアッシュスポーンを叩き潰し、次を探す。
しかし目先の敵に視線を奪われたリコリスは後ろからのアッシュスポーンの攻撃に対応が遅れる。
ドシュッ!
振りかぶられたアッシュスポーンの一撃はリコリスに届くことなく灰となって崩れ去った。
ニコル「リコリスちゃん!気をつけて!」
大声のニコルの声が聞こえる。これがクロスボウってやつか、すげえ精度だ。
片手をあげて礼を返し、次の敵を探す。
一度鍛冶場まで戻る。
まだ敵は……、いた!
門を突破したか、門の内側から沸いてでたかこちらにアッシュスポーンの一団が向かってくる。
こちらも全力で駆け出し、そのまま前二体をまとめて斬り飛ばす。
その時だった。
ガキィッン!!
嫌な音とともに手にした剣が砕ける。
リコリス「なっ!?」
その戦いを壁上で見ていたニコル。鍛冶屋としての目が光る。
ニコル「リコリスちゃんの膂力に剣がついていけていない……?あれはかなり上質な剣だったのにあれですら……?」
リコリス「くそっ!」苦し紛れに護身用のナイフを抜き、ジリジリと後ろに後退する。
あのクロスボウという武器、あまり装填がよろしくないようだ。援護もまばらだ。弓ではこちらに当たる恐れがあって援護も期待できない。
振りかぶるアッシュスポーン、舌打ちしながらナイフで斬り払って避ける。
このままじゃまずいぞ……鍛冶場に戻ればまだ武器が。
避けて体勢の崩れた一瞬の隙をつき、アッシュスポーンが斬りかかる。
しまっ―――――。走馬灯のように残した人の顔が浮かぶ。
振り下ろされるアッシュスポーンの一撃はまるでスローのように迫ってくる。思わず恐怖に目を瞑る。
ガキィン!!
金属と金属がぶつかり合う音。
決して自分の身が砕かれ、血が噴出す音ではない。
恐る恐る目を開ける。
崩れ落ちるアッシュスポーンと大きな後姿。
リコリス「あ……あ……な、なんでここに……。」
色々な想いが湧き上がって声にならない。
振り返る影。やっぱりそうだ、本物なんだ。
思わず手を伸ばす。
その手を強く引いて抱きしめられる。
リコリス「ちょ……!い、今っ!せっ、戦闘中れっ!」
思わぬ攻撃に呂律が回らない。
ボハン「リコ……あまり心配させるな。」
思いのほか優しい声。驚くほど心が落ち着いた。
リコリス「……うん、はい、ごめんな。」
そのまま身を委ねる。
だが温もりの次の瞬間、殺気を感じ互いに身を離し、体をかわす。
リコリス「ま、またてめぇか……。」
濃厚な威圧感で出来たような灰の巨人。
灰の王は灰の中から蠢くように現れる。
ボハン「リコ!下がれ!……ぐぅっ!!」
リコリス「ボハン!」
灰の王の一撃はボハンを遠くまで吹き飛ばす。しかし、攻撃が当たる瞬間なんとか盾で耐えたようだ。
胸を撫で下ろすまもなく灰の王の一撃をかわす……しかし連撃をかわしきれない。
咄嗟に吹き飛ばされ足元に落ちてきたボハンの盾を拾って防ぐ。
そのまま鍛冶場の建物へ壁を崩して中まで吹き飛ばされる。
ボハン「リコーーーー!」悲痛な叫び空しく返事はない。
自分も吹き飛ばされた体の痛みも省みず、走り出そうとする。
しかし、そのボハンの前に地面から溢れ出したアッシュスポーンが立ち塞がる。
ボハン「くそっ!邪魔だ!どけえええ!」
怒りのまま斬り飛ばし、思いだけが届かぬまま歯を噛み締める。
アッシュスポーンは次々に湧き出し、灰の王が建物に近づくのを見ていることしかできない。
灰の王は今度は建物ごと壊すためか、トドメの一撃のために振り上げる。
その時だった―――。
建物から何かが飛び出し、灰の王の両足を一撃で吹き飛ばし、崩れ落ちる巨体に駆け上り、そのまま振り下ろす一撃で頭を完全に粉砕する。
リコリス「いいもん隠してるじゃねぇか!水臭いぜニコル!」
それは 剣と言うには
あまりにも大きすぎた
大きく ぶ厚く 重く
そして 大雑把すぎた
それは 正に 鉄塊だった
ニコル「あれは……僕が遺跡から見つけた剣?まさかあれを振れる人がいるなんて……。」
先日潜った遺跡でほとんどがボロボロになった剣の中、幾百年……いやもう分からないほどの時間がたったはずの遺跡の中で未だにその鋼鉄の威圧感を誇っていたもの。ありえないと思いつつ、数人がかりで運び出したものだ。
しかし、実際にそれは振るわれ、今もアッシュスポーンの数体をまとめて吹き飛ばしている。
黒い嵐に飲まれるとアッシュスポーンは抵抗するまもなく砕けて塵と灰になっていく。
ヴェレス「あれは……あれはまるで嵐をもたらすもの(ストームブリンガー)だ……。」
壁上に溢れるアッシュスポーンをその斧で砕きながら思わず目を奪われる。
戦いの流れは完全に移り変わり、いまやアッシュスポーンの数も衛兵の数を下回り始めた。
強大な灰の王を討たれ、残ったアッシュスポーンは表情はわからないが確実に狼狽とともに撤退を始める。
あるものは灰の中に再び潜り、あるものは門の外へと駆け出す。
ヴェレス「外に逃げたものは深く追うな!動けるものは重傷者の搬送を最優先だ!」
戦いは終わった。
・
・
・
・
ボハン「……リコ。」近くのアッシュスポーンを斬り捨て安全を確認した後、こちらに近づいてくる。
リコリス「え、えーっとその何でここに……いや、黙ってきたのは謝るけどその色々あって……。」
大きな腕と体で抱きしめられる。
ボハン「無事で良かった。」
しばらくそのまま……。
・
・
・
ニコル「えーっと……今、行くのはかなりまずいね……。」
~あとがき~
厨二回+なんかいろいろでもう赤面と言うか枕に顔をうずめることになります。
新防具に引き続き新武器です。
片手剣+盾もいいけどやっぱり両手剣がいい!
→でもストームブリンガーぶんぶん振る訳には……じゃあストームブリンガー取り込んでパワーアップして前から好きだったの登場させればよくね?ってことで新装備です。完全な舞台裏というか私の趣味です。
このブログは私のご都合主義と厨二病でなりたっております(*'-')
ヴェレス隊長のストームブリンガーのくだりは、ちょっと原作ぱくりました。
もちろん有名なドラゴンころしのあの名文ももろぱくりです。
ドラゴンころし出すなら書かないといけない気がしました(´ー`)
あんな鉄の塊をまともに振れるわけないので、ストームブリンガーの呪いで膂力が上がった結果ということになっております。そのくらいしないと基本的に普通の人のリコリスがが振れるわけが・・・ってことで。
それと普段のENBはHRK様作の「HRK ENB」を使用していましたが、今回は試験的にシネマティックな魅力のSomberENBにしてみました。色々なサイト様の記事を見てるとやっぱりこれもまた映画的な魅力がすごいENBでついやっちゃいました。次回はまた元に戻ります。
※このイベントは創作です。実際のゲーム中にこんなイベントはありませんってうちのブログだと今更か……!
- [ edit ]
- RP日記
- / trackback:0
- / comment:8
Re: タイトルなし
- [ 編集 ]
- 2014/10/17(金) 07:30:04 |
- URL |
- Lycoris
コメントありがとうございます!
ドラゴンころし昔からある人気武器MODと言う気がしますw
原作知らずともその肉厚さ、単純明快さ、バニラに入れたとしても馴染むかもというのは魅力ですねw
女の子+巨大武器はロマンですよねw
でっかいハンマーとかも燃えます!リコリスの出自的に槍にしようかとも迷ったのですが、
やっぱり巨大剣の魅力に負けましたw
Re: タイトルなし
- [ 編集 ]
- 2014/10/18(土) 01:18:52 |
- URL |
- Lycoris
コメントありがとうございます!
クロスボウは強いですからね!標準はつけやすい、真っ直ぐ飛ぶ、威力が高い。
それだけで素人がプロを殺すといいますし!
きっと鍛冶屋さんでもいい感じいけるでしょうw
できればアストラルバインとかしてもらえればよかったのですが……w
- [ 編集 ]
- 2014/10/18(土) 10:27:25 |
- URL |
- 鋼鉄蒸気
リコリスさんは前世がガッツだったんですねw
これはニコルくんにはバーサーカーの鎧も用意してもらわねばなりますまい。
露出減りますが。
そういえばオブリにもパーサーカーの鎧が手に入るミニクエスト付きのModがありましたが、その鎧を装備している奴に大ダメージを与えたら戦意を喪失して逃げまわった末に落下すると一撃死すね空間へ飛び降りちゃって回収不能になったことがありましたわ。
結局何も手に入らない装備Mod。
わけがわからない。
Re: タイトルなし
- [ 編集 ]
- 2014/10/18(土) 13:19:46 |
- URL |
- Lycoris
コメントありがとうございます!
巨大な敵を倒すならやっぱりこれでしょ!ってことでやっぱり出しちゃいました(ノ´∀`*)
原作が完結してたらストームブリンガーと同じく流れてきたイレギュラーってネタにも出来たんですが、それを待ってたらTESVI出ちゃいますしねw
バーサーカーの鎧の女性体型版みたいなのが欲しいですね!
いっそFF11の暗黒騎士風鎧ってことでそれっぽいのも考えましたがまだ保留ですw
オブリのバーサーカー鎧MOD遊んだことあるかもしれません……!
私はどうしても勝てなかったので、チート髑髏の騎士装備でごり押した覚えが(ノ´∀`*)
ある意味で狂戦死な結末だったわけですね……w
- [ 編集 ]
- 2014/11/12(水) 04:10:49 |
- URL |
- 中の人
ただSSを撮影する苦労がわかってからは、一枚作るのにかかった時間を想像してしまい、全然楽しめないです(>_<)
兵士たちが並んで弓を打つポーズとか、街を襲いに来ているアッシュボーンとか・・大変そう;;
Re: タイトルなし
- [ 編集 ]
- 2014/11/12(水) 15:31:04 |
- URL |
- Lycoris
いつもコメントありがとうございます!
いつかこういう定番のネタでの再会したかったんですよ(*'-')色々とメタ的な都合もあったりもしましたが……w
ガッツの鉄板焼きも大好きなものなので出したかったのですw
SS撮影は慣れな気がしますw
構図や技術とか私はまだまだですが、撮影にたいする手間とかは落ち着いてきた気がします!
コンソールコマンドやなんかもやっと覚えてきましたし(*'-')
プロフィール
Author:Lycoris
スカイリムのんびり更新日記。
Lycorisです。よろしくお願いします。
当ブログはリンクフリーです。
連絡をいただければ相互リンクさせていただきます。
ご意見・ご要望はメールフォームから何でもどうぞー!
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
訪問者数
リンク 【敬称略】
- スカイリムの踊り食いの別館
- でたらめスカイリム
- スカイリムをえろくしたい 【18禁】
- The Elder Scrolls V: SKYRIM 旅日記
- SKYtsuRIMu 【スカイツリーム】
- 黒大将の浅くて広いあなぐら
- ミネルバ de スカイリム
- HYBRID SKYRIM
- SKYRIMで生きていこう
- The Way Of The Voice
- blog Skyrimove?
- SKYRIM ジェイ・ザルゴは大成するよ 【18禁】
- くの一好きのスカイリム
- 時雨雑記帳
- らいふぃずふり~だむ2号
- Skyrim放浪譚【旧:とある廃人ゲーマーの日常】
- 【とある便利屋の物語】[動画]
- SkyLum
- Hayariの日記帳
- YATHcom SS Album
- Spasmodic Worker - 三日坊主なSkyrim
- 牛娘のSkyrim放蕩記 【18禁】
- MSZ Videogames
- SkyPhantom [SKYRIM MOD]
- ksk Skyrim
- YATHreal
- スカイリムMODSS画像・ドバ金先生 【18禁】
- 世界の監獄から
- ぱるぷんて [Skyrim MOD]
- Oblivion 基本的に一人旅なんなんだぜ
- びーのぐぅたらにっき
- GomaPudding's Skyrim Mods
- Skyrim生活日誌
- スイートロールトロール
- あろえりむ [SKYRIM] 【18禁】
- SKYWALK
- Who Dares Wins
- 木の中のセフィラ
- アベルのドラゴン
- Larmir in Skyrim
- スカイリムの鐘が鳴る
- Liar? Liar!
- スカイリム武装商会
- 旅するトカゲ2
- Dig Out Your Skyrim
- まるまじライダーの日記
- しろくろくまねこのウラのウラ【18禁】
- ちゅんちゅん活動記録
- ジャングルはいつもSKYRIM!
- 膝が減損損失したSKYRIM
- 本田屋
- 気ままに語るSKYRIMプレイ日記
- Veraと暮らすSKYRIM
- MGNYskyrim
- スカイリムのちょっとした茶番劇
- えいへいすぽっと!
- YATHcom Play
- スカイリム戦線異状なし
- The stray sorcerer -はぐれ魔術師冒険記-
- とりあえずゆるく行こう@SKYRIM
- Lucien-House
- 風歌う、その旅路。
- 管理画面
メールフォーム
言い訳用ついったー
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
- スカイリムの踊り食いの別館
- でたらめスカイリム
- スカイリムをえろくしたい 【18禁】
- The Elder Scrolls V: SKYRIM 旅日記
- SKYtsuRIMu 【スカイツリーム】
- 黒大将の浅くて広いあなぐら
- ミネルバ de スカイリム
- HYBRID SKYRIM
- SKYRIMで生きていこう
- The Way Of The Voice
- blog Skyrimove?
- SKYRIM ジェイ・ザルゴは大成するよ 【18禁】
- くの一好きのスカイリム
- 時雨雑記帳
- らいふぃずふり~だむ2号
- Skyrim放浪譚【旧:とある廃人ゲーマーの日常】
- 【とある便利屋の物語】[動画]
- SkyLum
- Hayariの日記帳
- YATHcom SS Album
- Spasmodic Worker - 三日坊主なSkyrim
- 牛娘のSkyrim放蕩記 【18禁】
- MSZ Videogames
- SkyPhantom [SKYRIM MOD]
- ksk Skyrim
- YATHreal
- スカイリムMODSS画像・ドバ金先生 【18禁】
- 世界の監獄から
- ぱるぷんて [Skyrim MOD]
- Oblivion 基本的に一人旅なんなんだぜ
- びーのぐぅたらにっき
- GomaPudding's Skyrim Mods
- Skyrim生活日誌
- スイートロールトロール
- あろえりむ [SKYRIM] 【18禁】
- SKYWALK
- Who Dares Wins
- 木の中のセフィラ
- アベルのドラゴン
- Larmir in Skyrim
- スカイリムの鐘が鳴る
- Liar? Liar!
- スカイリム武装商会
- 旅するトカゲ2
- Dig Out Your Skyrim
- まるまじライダーの日記
- しろくろくまねこのウラのウラ【18禁】
- ちゅんちゅん活動記録
- ジャングルはいつもSKYRIM!
- 膝が減損損失したSKYRIM
- 本田屋
- 気ままに語るSKYRIMプレイ日記
- Veraと暮らすSKYRIM
- MGNYskyrim
- スカイリムのちょっとした茶番劇
- えいへいすぽっと!
- YATHcom Play
- スカイリム戦線異状なし
- The stray sorcerer -はぐれ魔術師冒険記-
- とりあえずゆるく行こう@SKYRIM
- Lucien-House
- 風歌う、その旅路。
- 管理画面
ブロとも申請フォーム
QRコード