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このブログは「The Elder Scrolls V Skyrim」のRP日記をのんびりと書き連ねるブログです。

スカイリムの踊り食い


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リコリスの旅32話 報酬は笑顔

長らくお待たせしました。第31話です。32話です。


~ホワイトラン~
ノースウォッチ砦での戦いを終えホワイトランに戻ってきた二人。

ブログ275 ホワイトランに帰還の二人




 

すぐにフラリア・グレイメーンに連絡を取り、人気のない裏路地へと集まる。
フラリア「リコリス!ソラルドは!ソラルドは無事なの!?」
「ああ、ちゃんと助けてきたぜ。衰弱はしてたけど、しっかり脱出できた。」
堂々と胸を張って答える。
フラリア「本当に?本当に救ってくれたのかい?すぐに会わなきゃ!」
興奮を隠し切れず嬉しそうに話すフラリア。
それに対しばつの悪そうなリコリス。
「いや……でも、今は会えない……。すぐに戻ったら皆も危険だからだって……。」
フラリア「なんだって?ここまできて、会えないのかい?」
フラリアの興奮と怒りと悲しみの入り混じった声に思わず後ろに下がる。
フラリア「じゃあどうしてその話が事実だと分かるんだい?何か証拠でもあるのかい!?」

ブログ274 フラリアに報告01

    「ボハンが嘘をつくはずはない。」
後ろから声がかかる。

ブログ276 エオルンドグレイメーン

そこにはフラリアの夫、そしてスカイリム最高の鍛冶屋の名声を欲しいままにするノルド、エオルンドグレイメーンがいた。
ボハン「お前か。」
エオルンド「ボハンは注文にふらっと現れて好き勝手ばかり言って行くが、依頼された仕事は必ず終わらせる男だ。」
エオルンドは全員を見ながらフラリアの横に並ぶ。

ブログ277 フラリアに報告02


エオルンド「お前がリコリスか。」
リコリスの目を見つめながら話しかける。
「お、おう。ハ、ハジメマシテ……。」
その堂々とした視線と雰囲気に押されしどろもどろになるリコリス。
それを見てエオルンドは少しだけ口角を上げる。
エオルンド「そう硬くなるな。お前がボハンとここ最近一緒に動いている娘だな。珍しい話もあるものだと思ったが。」
ボハン「まったく、そういう話はよしてくれ。」
エオルンド「唐突に来て振りやすい両手持ちの剣を作ってくれ、なんてな。誰かのための剣を依頼してくるなんていつぶりだ。」
ボハンはかぶりを振って溜息をついている。
二人の間にはどこか打ち解けた大人の雰囲気が流れている。
エオルンド「とにかくボハンとボハンが見込んだ娘が嘘をつくはずはない。」
リコリスははっと思い出したように声をあげる。
「そうだ!ソラルドが言っていた。『冬の寒気を耐えるものが……』」
それを聞いてフラリアの目から涙が溢れる。
フラリア「『……夏に空高く種を飛ばす』ああ、あの子だ。本当に……。」
涙を流し喜ぶフラリアの肩を黙って抱くエオルンド。
フラリア「本当なんだね、とにかく無事だとわかっただけでもよかったよ。本当にありがとう。」
エオルンド「私からも礼を言おう。良く助けになってくれた。報酬は武具を作らせてもらおう。」
ボハン「俺はいい。こいつに作ってやってくれ。」
リコリスは慌てて手を振る。
「いやいや!そんななんか悪いって!助けになれただけでも!」
ボハン「もらっておけ。依頼として当然の報酬だ。」
エオルンド「寸法は今度測らせてくれ。」
「え、寸法って見ただけでわかるんじゃないの?エイドリアンそう言ってたのに本当はいつの間にk」
フラリアはずっとお礼を言い続け、最後まで幸せそうな顔をしてエオルンドと共に去って行った。
ボハン「良かったな、お前の依頼成功だ。」
「おう!」
ボハン「よし、今日は飲むか。お前もミルクでもいいから付き合え。」
「飲みすぎんなよー。」
そう言いながらも思わず頬が緩む。

自分で受けて自分で解決した依頼。そのお礼はあの笑顔。
何度見ても嬉しい笑顔。


~ホワイトラン・宿屋バーナードメア~
「たっだいまー!」
いまや冒険が終われば帰ってくる宿。自宅のように声をあげる。
フルダ「おかえり、リコリスにボハンさん。今回は長かったわね。」

部屋に戻り手早く着替える。
ボハンは宿の広間で宿泊と今まで留守にしていた間の料金を支払っている。
そしてこっそり用意していたものを引っつかんで広間に戻る。

「おっさーん!」
ボハン「声が大きい。いくら酒場でもそんな大声じゃなくても聞こえる。」
悪い悪いと謝りながら前に立つ。
しかし、いざとなると恥ずかしいぜ……。

ブログ279 照れるリコリスとボハン 


「こ、これなんだけど……。」
おずおずと差し出す。

ブログ277 照れるリコリス

ボハン「なんだ?いつもと様子が変だぞ。」
リコリスが取り出したのはニットで出来た茶色いマフラー。
「オ、オレがこっそり編んだんだ。い、いつものお礼に……もらってくれねぇかなぁって……。」
驚いた様子で受取り首に巻くボハン。

ブログ280 マフラーを巻くボハン


ボハン「お前いつの間に……。というか似合わず手先器用だな……、いや、うむ、ありがとう。大事にしよう。」
「似合わずってなんだよ!…あ!も、もしほつれたらオレがちゃんと繕ってやるから!こ、これからも繕うからさ……なんというか……ほら……。」恥ずかしさも最高潮。

「こ、これからもよろしくな……。」
そう言って我慢できずに部屋に逃げ帰る。ひいー。


しばらくするとドアを叩く音がする。
そしていつものように返事をする間もなく入ってくるのはボハン。
いつもと違ってゆったりとした服を着ている。

「あ……、もう、いつも勝手に入ってくるなって言ってるじゃんかー…。」
ボハン「隠すもなにもなかろう。さっきの話だが……。」
緊張を隠せず上目づかいにボハンの様子を伺う。

ブログ282 緊張のリコリス


ボハン自身もどうも落ち着かない様子だ。
ボハン「まー……なんだ……。」
一つ咳払いをして、リコリスをじっと見つめる。その視線はいつもと違ってとても優しい。

ブログ281 マフラーの優しいボハン

ボハン「マフラーがほつれたら頼むぞ、相棒。」
その言葉にはっと顔をあげるリコリス。
「お、おう!もちろんだぜ!こ、こちらこそよろしく頼むな!」

ブログ283 喜ぶリコリス

「よーし!今日は飲むぞー!オレもエールだー!」
ボハン「おいおい、無理はよせよ。」

そうして二人の夜は更けていくのでした。



~あとがき~
大変遅くなりました。
この後の展開に迷いなかなか続きがかけませんでした。

そしてこのたび恐れ多くもリコリスのフォロワーをいただきました。
製作者はいつも懇意にしてもらっているブログの「でたらめスカイリム」のRoundRovinさんです。
この場で改めて厚く御礼申し上げます。

「FollowerLycoris」

「SKYtsuRIMu  【スカイツリーム】」のマシマロさんにもリコリスを可愛がっていただいた上画像までいただきました。
いたるところでリコリスが冒険をさせてもらっていると思うと感激の嵐です。
どうぞ仲良くしてあげてください。
  1. [ edit ]
  2. RP日記
  3. / trackback:0
  4. / comment:6

  1. [ 編集 ]
  2. 2014/04/29(火) 21:49:11 |
  3. URL |
  4. 黒大将
RoundRovinさん作のリコリスフォロワーいただきました。
ボハン氏とそろってうちのスカイリムに来ていただきましたよw
リコリス嬢の意外な一面が垣間見れた今回のお話、面白かったです。
ボハンに対する感情がどう転がるか楽しみです。

  1. [ 編集 ]
  2. 2014/04/30(水) 00:44:10 |
  3. URL |
  4. マシマロ
すげーΣ(゚д゚丿丿)
リコリスちゃんフォロワー化したんですね!
ありがとうございます!早速入れさせてもらいます

RoundRovinさんも感謝です(人´∀`*)

Re: タイトルなし

  1. [ 編集 ]
  2. 2014/04/30(水) 02:19:30 |
  3. URL |
  4. Togaminium
> すげーΣ(゚д゚丿丿)
> リコリスちゃんフォロワー化したんですね!
> ありがとうございます!早速入れさせてもらいます
>
> RoundRovinさんも感謝です(人´∀`*)
>>黒大将さん
コメントありがとうございます!
おお!さっそくありがとうございます(ノ´∀`*)
リコリスは実は裁縫が得意という設定があります。
前の記事に追加しないとですねw
ボハンは今はただの相棒ですが、心のどこかに父親のような愛情を感じていることでしょう。

>>マシマロさん
コメントありがとうございます!
ダウンロードもありがとうございます!
フォロワー化嬉しいです!
良かったらぜひSS見せてくださいねw

  1. [ 編集 ]
  2. 2014/04/30(水) 21:25:53 |
  3. URL |
  4. マシマロ
Togaminiumさん
そのつもりでSS撮っときましたよ~
http://blog-imgs-69.fc2.com/j/o/n/jonny0406/FollowerLycoris.jpg
リコリスちゃんはやっぱunkoENBの方が綺麗ですね(;´∀`)
世界観を壊してしまってるみたいで申し訳ないですw


  1. [ 編集 ]
  2. 2014/04/30(水) 23:37:39 |
  3. URL |
  4. 中の人
いいなーー。リコリスちゃん。
フォロワーに欲しいなー・・・ [壁]‥) チラッ
でも、いまこっちに連れてくると間違いなく死んじゃうだろな―
それにmodの数が・・・(>_<)
d-followerとマージしたスペシャル版でないかなー [壁]‥) チラッ

Re: タイトルなし

  1. [ 編集 ]
  2. 2014/05/01(木) 11:06:55 |
  3. URL |
  4. Togaminium
>>マシマロさん
コメントありがとうございます!
(∩´∀`)∩ワーイ
ティアさん(∩´∀`)∩ワーイ
仲良くしてくださいw
しっかり保存させてもたいました!ありがとうございますー!

>>中の人さん
コメントありがとうございます!
もう全然遊んであげてください!
死ぬのは諸行無常生者必滅ということで致し方なしです!
MODの数は…悩ましいですね…。

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