スカイリムの踊り食いリコリスの旅37話【第二章】閑話休題夢の中の憧憬

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リコリスの旅37話【第二章】閑話休題夢の中の憧憬

2014 / 05 / 09 ( Fri ) 04 : 14

37話です。
どこかで見た画像だぞ…？って人は気がつかなかったことにしてください。

～？？？？？？～
どこかふわふわとした感覚を覚える。
「あなた、今日の晩御飯はどうでした？」
自分の声？こんなに落ち着いた声だったっけ……、いや　そもそもあなたって……。
いや、確かに自分の声だ。

「あなた、何をぼーっとしているの？」

ボハン「ああ、すまない。今日も美味しかったぞ。」

あれ、なんでボハン…そうか……今までのは全部夢だったんだな……。
オレはボハンともう何年も……、冒険も終わって……。

「昔はいろんなことがあったわね……。」

ボハン「そうだな……、いろんなところにいったな……」

「でももう、冒険はいいわね。もうのんびりとしたこの生活が…私は幸せです。」

ボハン「うむ、お前のその口調も随分なれてきたところだしな。ははははは。」

「もう！オ、オレだってｎわ、わたしだって…女らしく……。」

ボハンはソレを見て優しそうに笑って、
ボハン「今のお前も昔のお前も俺は好いているさ。」

「あなたったら……。さて、今日はもう寝ましょうよ、今日は久しぶりに……。」
ボハンは急に恥ずかしそうな顔をする。
ボハン「お、おう……。」
こいつはこういうのに弱いんだよな、してやったぜ。

ああ、こういう幸せもあるんだな……。戦いはもう……。

暖かな日差しのような憧憬が急激に遠のく。

地獄に落ちるような感覚　真っ暗な闇が暖かな光景を塗りつぶしていく。

その中心にはこちらをとても愉快そうに見つめる自分。

「いぃ～夢見れたか～？わたしからのサービスさ。」

(くそっ……てめぇ……！！)

不愉快な笑い声
「くふふ、はははははは！怒るなよ、せめて夢だけでも会いたいだろうと思ったから気をつかってやったんだからな。」

(お前が……！お前が……！！)

「ご愛顧キャンペーンってやつだ、いつも私を使ってくれているだろう？お前の魂はどんどん私と同一化している。」

(んなわけ……あるか！誰がお前なんかと……。)

「いいところだぞ？私と一生……いや永劫を戦いと勝利と生と死で満たすことが出来る。」
そして、これほど面白いことはないというように顔を歪めて笑みを浮かべる。
「お前の夢の相手も、いまや私のもの、私の一部だ。」

(信じられるか！負けねぇ、お前なんかに負けねぇぞ！)

「クフフ、まぁ好きにするがいい。どうせお前は私のものになるのだからな。」

くふふ、楽しみだ。とっても楽しみだ。

闇が急速に収束していく。そのまま闇は意識の奥に消え去っていった。

そのまま景色は移り変わる。

ほんのりと思い出される記憶。夢の中。

「おれがたいしょーだからな！おーっし、おまえらついてこーい！」
元気な声、これもオレの声だ。

昔近所のガキども集めて毎日冒険にいっていたなぁ。

(そう、この時も町にきた悪い大人をやっつけにガキども集めて……。)

スクゥーマの売人のカジートを木刀で叩きのめしに行ったな。
(自分は正義の味方だーなんて言ってさ。)

(この時のオレが今のオレを見たら……。)

光景が現れては消える。思い出のきざはし。

全ては水泡のように消え去り、宵闇に消えていった。

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「今のオレを見たら、どう思うんだろうな……。」

頬に暖かい雫が伝うのを感じるのでした。

～あとがき～
今回はツイッターに上げたSSを使いたくての閑話休題です。
最初の大人リコリスはツイッターで交流させていただいている「ほにゃほにゃ」のきのこさんとの会話の中で生まれたネタでした。

年齢は考えていませんが、大体28歳とかそのくらいの大人になり成熟しきり落ち着いた状態をイメージしています。
ボハンがかわってねーぞ！というのは見なかったことに。
キャラメイク的にはYgNordからNordに移って身長とか胸の大きさとかをいじったくらいだったりします。
もう冒険も終わり、闘いの日々は何年も前に終わった日々の一幕です。

後半のチビリコリスはその次の日にじゃあ逆にガキんちょ時代のも作ってみようと、
慣れぬキャラメイクに手を出した次第であります。
顔を大きくしたりなんやかんやいじってたら結局別人じゃね？みたいな不安ではありました。
チビリコリスはおにゅーの服を買ってもらって喜びながらも、山や町を駆け回ってぼろぼろにしてｺｿｺｿ帰って来るイメージです。キャラ設定にもあるように街の子供達のガキ大将でした。

何気に大人バージョンが気に入っていて大好きだったりします。

そのせいかSSが多い。

「きゃ！……もう、わざわざ覗かなくても……。」
みたいな。

最後に18禁っぽいの。サムネ表示です。

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「もったいない。ダメですよ、ちゃんと口に出してくれないと。ヨーグルトは貴重なんですから。」
ヨーグルトです！

とっても魅力的なドヴァキンのお嬢さんと、普段は冗談交じりですが芯の一つ通った先生の二人が中心に織り成す物語が見れるブログの「SKYRIMで生きていこう」のみかんジュースさんと相互リンクをさせていただきました。
二人のやり取りは見ていてどこか甘酸っぱい、そして胸の奥が温かくなるような素敵な二人の物語です。
ドヴァキンの「度葉琴」さんはフォロワーとしても公開されており、その他にもフォロワーなどを公開していらっしゃいます。度葉琴さんは和服美人の綺麗なお姉さんです！
これからもよろしくお願いいたします。