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このブログは「The Elder Scrolls V Skyrim」のRP日記をのんびりと書き連ねるブログです。

スカイリムの踊り食い


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リコリスの旅44話【第二章】ボルヴァルド脱出戦 前編

44話です。
随分長く続きましたが慢心ダメ絶対。
気を引き締めてがんばります。



~ヴァルフレッド首長の屋敷~
ゴラン「ヴァルフレッド首長!街が包囲されています!山賊が、山賊どもが門を突破しました!」

ブログ463 災いの報告




 

ブログ466 ボルヴァルド撤退戦01

ヴァルフレッド「くそ!時間は残り少ない!ゴラン、武器を取り同行せよ!」
ゴラン「すべて整えております!」
ヴァルフレッドの号令にしっかりと頷くゴラン。
そしてこちらに振り向きしっかりと見据える。

ブログ467 撤退戦02

ヴァルフレッド「イングヴァールに私の町を攻撃するだけの度胸があったとは。これは明らかに新たな戦争の始まりだ。君はすぐにここを脱出しアグナーにこのことを報せてくれ!」
「な、何言ってんだ!オレも戦う!オレなら攻め返せるんだ!オレ一人だけ逃げれるか!」
しかしヴァルフレッドは断固とした声で叱りつける。
ヴァルフレッド「聞きなさい!君の強さは届いている。一人で砦を落とせるだけの戦力だということも。」
「それがわかってるならなぜ!オレにも戦わせろよ!」
ヴァルフレッド「だからダメだと言うのだ!君の強さはイングヴァールにも届いているはずだ。そして君がここにいることも。イングヴァールが君に対して何も準備していないとでも?彼はそこまで馬鹿ではない。必ず君もここで始末するだけの罠がある。」
「で、でも・・・・・・。」
ふと優しい顔になるヴァルフレッド
ヴァルフレッド「君には君の、私には私の役目があるのだ。友よ、君は君の運命を掴み取るのだ。」
ギリリと歯噛みする。その顔は嫌いだ。どんな運命も受け入れて諦めている顔。
でも自分には助ける力は無い事を知っている。自分に出来るのは殺すことのみ。
「・・・・・・わかったよ、今はとにかくあんたらに従う。」
ヴァルフレッドはそれを見てまた優しく頷く、しかし次の瞬間には真剣なまなざしでゴランの持ってきた剣を取る。

ヴァルフレッド「ゴラン!イングヴァールは力を切望しているか、またはすでにその多くを手に入れている。彼女がアグナーから力を得るためにもこの町から脱出させねばならない!さぁ行くぞ!」

屋敷から出て外を見る。夜の帳が落ちた空を、真っ赤な閃光が煌く。
ブログ468 撤退戦03
ブログ469 撤退戦04

いたるところに山賊が入り込み、町民を殺そうとする。そしてそれを止める兵士と衛兵。

ブログ470 撤退戦05

ブログ471 撤退戦06

そして山賊が火をつけたか、それとも外からの砲撃か、いたるところで火の手が上がる。
町の中は大混乱だ、悲鳴と怒号の戦争の声。

(ああ、たまらない。戦わせろ、吸わせろ、食わせろ、さぁはやく!)
待ちきれないかのようにストームブリンガーが身じろぎする。

ヴァルフレッド「くそ、外からの砲撃か。来るぞっ!」
その声に答えるかのように山賊がこちらに向かってくる。

ブログ472 撤退戦07

階段を駆け登ってくる山賊をグリーヴで蹴り飛ばし、そのままトドメを刺す。

ヴァルフレッド「斬り抜けろ!門まで突破する!」
ゴランは正確に道を阻む相手を切り裂く。

(クフフフ、みなぎる!みなぎるねぇ!)
ストームブリンガーの愉悦がこちらにも伝染する、気持ちが昂ぶる。
しかし、戦いの喜びを噛み殺し、冷静さを保つ。
(黙ってろ!)
しかし、山賊から吸い取った魂のおかげでストームブリンガーからは魔力が流れ込み、身体の調子はどんどん良くなっていく。身体が軽く、ストームブリンガーが鮮やかに敵の頭蓋を切り裂いていく。

ブログ473 撤退戦08

可視化するほどの魔力が身体から溢れる。
ゴラン「こ、これが噂の旅人の力……。」
ヴァルフレッド「やはり、彼女の力はアグナーに届けなければならない……。」

裏道を通って門まで辿り着く。
ヴァルフレッド「くそっ!門が破壊されている!仕方ない、墓所を抜けるぞゴラン!あの秘密の抜け道を使う!」
ゴラン「了解です、首長。護りはおまかせを。」

ブログ474 撤退戦09

そのまま山賊を蹴散らし、ゴランとヴァルフレッドの先導についていく。
何人を斬り捨てた頃か、ゴランとヴァルフレッドは一つのドアの前で足を止める。
ヴァルフレッド「ここだ、ここから脱出できる。急ぐぞ!」

ブログ475 撤退戦10

暗い道をたいまつに明かりを灯しながら進むのでした。


~あとがき~
引き続き少し短めにしております。
次の話のSSも撮ってあるのであとは書くだけです。
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